ベビーフェイス３０ ページ31
Aside
零と電話した後、
風見さん？って人が迎えに来てくれた。
秀さん、言ってる事全然違うし
このまま警察庁に行けって言うの？
なんか悪いことした訳じゃないのに、
連行されてる感じでつらい。
｢あの、降谷さんとはどういう関係で？｣
『え？』
｢大切な人って言っていたんで｣
風｢何聞いてるんだ、失礼だろ｣
『いえ、大丈夫ですよ。恋人です』
と言うと、車内が急にざわついた。
え？そんなに驚くの？
風｢すみません、失礼なやつばかりで｣
『平気ですよ』
風｢申し遅れました、風見と言います。降谷さんの部下です｣
『私は姫野Aです。そうなんですね、いつもお世話になってます』
風｢いえ、お世話になってるのはこちらの方で、降谷さんは公安のエースなので｣
え？零ってそんな凄い人なんだ
知らなかったな
風｢驚いてます？｣
『えぇ、初めて知りました』
風｢知ってるのかと思ってました｣
『付き合いは長いですけど、仕事のことは話したりしないので。危険な事には巻き込みたくないって言われて』
風｢降谷さんらしい、付き合い長いんですね｣
『はい、大学時代からなので』
｢｢｢大学時代から！？｣｣｣
『！？えぇ』
おぉっ、びっくりした。
風見さんと話してたら後ろから言われたから
｢長い！！｣
｢降谷さん、まさかの裏切り｣
｢居ないと思ってたのに意外｣
｢仕事一筋かと思ってた｣
風｢ほらもう着くからその話はやめろ、降谷さんに怒られるぞ｣
｢｢はい｣｣
風｢着きました、どうぞ姫野さん｣
『ありがとうございました』
風｢いえ｣
着くと、零が駐車場でうろうろしてた
そんな零に抱きついた
降｢！A、よかった無事か｣
『ｯ零』
零が私を優しく包み込むように
抱きしめてくれたから
安心して涙が出そうになった。
零の仕事場でなんか泣けるわけがない
降｢巻き込んでごめんな｣
『…そんなｯ、私が悪いの』
降｢Aは悪くないだろ？｣
『違うのｯ、ほんとは…』
私が悪いのと言おうとしたら、
零に頭を撫でられ、優しく微笑んで言った。
降｢前も言っただろ？何があってもAの事嫌いにならない。だから安心しろな？｣
『ｯありがとう』
何度この優しさに助けられてきただろう
降｢よし、帰るか｣
『うん！』
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まかろん - 後れ馳せながら「私の彼は童顔ことベビーフェイス」を楽しませていただいてます。あの、ベビーフェイス5の店長さんのセリフは、『お帰り下さい』の方がいいと思います。生意気ですみません。 (2017年11月17日 7時) (
レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - 夢主可愛すぎる!! (2017年8月15日 12時) (レス) id: c622b79142 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｬﾝﾓﾓ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(；＿；) (2017年8月13日 16時) (レス) id: 1dbca9b9bb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 良すぎ！たまりませんな (2017年8月9日 0時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｬﾝﾓﾓ(プロフ) - 零音さん» 警視庁になっていましたね。すみません、ありがとうございます (2017年7月20日 23時) (レス) id: 228770619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾁｬﾝﾓﾓ | 作成日時：2017年5月8日 21時
