* ページ4
Aside
皆が回復の訓練に行ってる間、私は倒れてしまった善逸君の傍に居た。
炭治郎君が言ってた悪いやつじゃないっていうのは私でもわかる。
不思議な人だけど優しさも感じる
「あれ、、俺どうしたんだっけ、?」
『あ、善逸君起きた?』
「!!Aちゃん!!?」
『うん。元気そうで何より』
「その、さっきは、ととと、突然ごめん!!!」
『?いいよ』
「あ!ほんと!?ありがとう!」
そう言って善逸君は手を握ってきた。
急な事で私は驚いてしまった。
善逸君の手はボロボロだったけど、温かくて優しい手だった。
こんなになるまで相当修行したんだろうな。
「わぁ!!?ほんとにご、ごめんね!!」
『大丈夫だよ。善逸君の手温かいね』
「え?あ、そう、かな?」
『うん。強くて優しいのがわかる』
「え!?俺全然強くないよ!!?ほんとに!まじで!!炭治郎達居なかった無理だよ!!?」
『そんなことないよ。善逸君は強いよ』
「何を根拠に!?でも、弱いけど、Aちゃんは俺が守るから!」
『!ふふ、ありがとう』
「!ッ(可愛い無理無理!!ほんとに無理!!心臓持たない!!!あぁ、俺幸せ!!!!)」
強くないって否定してるけど、強いと思うんだけどな
結構な鬼殺隊見てきたからわかる。
でも善逸君だけじゃなくて、あの二人も強い
義勇さん以外に守るって言われたことなかった
それが私にとってどれだけ嬉しいか、善逸君はわからないだろうな。
私も皆の役に立てるように頑張ろう
『善逸君、ありがとう』
「えっ!?俺お礼されるようなことした??」
『うん!』
「か、可愛いッ!!!!」
『えっ、、』
「あ、急にごめん!!!」
『ううん、大丈夫だよ。ありがとうっ』
可愛いとか言われ慣れてない私は少し照れてしまった。
善逸君は何でもストレートに言ってくる性格だな
ここまで来ると真似できないけど、素直になれたらどれだけ心が楽になれるだろう。
「…」
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とっても素敵です!これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!めちゃくちゃ応援しています! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
チャンモモ(プロフ) - りんさん» そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月24日 10時) (レス) id: fbb1335ac1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続きが楽しみです! (2019年8月17日 4時) (レス) id: 0f976f6e3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チャンモモ | 作成日時:2019年8月9日 13時