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善逸side
Aちゃんを探していると女子の悲鳴が聞こえた
悲鳴って程でもないけど、俺は聞こえた。
しかもその悲鳴は絶対Aちゃんのだ
鬼の音もするし、これ絶対やばいやつだよ!!!
案の定、鬼はAちゃんの首を掴んでいて食われそうになっていた。
ほんとに俺弱いのに何で一人で来ちゃったの!?
馬鹿だと思うよ!!!
Aちゃん守りたいのに弱いって何なの!?
意識が途中で無くなり、気付いたら鬼は死んでいた
Aちゃん倒したの!?
え!?強くない!?俺より強くない!?
Aちゃんの方に駆け寄ると、名前を呼ばれたと思えば、Aちゃんに抱き締められていた。
え?俺死ぬの?
Aちゃんに抱き締めらてるよ?
俺もう死んだのかな?
俺がオドオドしていると、か細い声で来てくれてありがとうと言った。
気付いたらAちゃんは震えていて、鼓動も激しい。
恐怖の音が聞こえた
そりゃあそうだ。鬼に襲われたんだから
俺は緊張しつつもAちゃんを優しく抱き締めた
少しでも恐怖が無くなることを信じて
・
少し経つとAちゃん落ち着いたみたいで鼓動もだいぶゆっくりになった。
『ご、ごめん善逸君ッ』
「え!?いや全然いいよ!!寧ろ俺得というか...!!?」
Aちゃんは俺から離れた。
まだ全然このままでも良かったと心の中ではかなり思ってた。←
Aちゃんは俺の顔を見るなり驚き、悲しい顔をして俺の頬に手を添えた。
やばい、近い!!!
鼻血出そう!!!!
『怪我させちゃった』
「ッ!!全然このくらい大丈夫だよ!?」
『〜♪』
Aちゃんは俺の頬に手を添えたまま歌い出した
そして添えられていた頬の傷の痛みが消えていた
こうやって人の傷を治しているのか
凄いな、Aちゃん
でも無理やり声出してるみたいで、胸が痛んだ
無理に出させてしまった
「Aちゃん凄いね!こんなに綺麗に治しちゃうなんて!でも声出ないのに俺の傷治してもらっちゃってごめんね。あ、俺飴持ってるからあげる!」
『...ッ...ありがと』
「よし早く行こう!皆待ってるよ!乗って!あ、安心していいよ!弱いけどAちゃんは運べるから!」
『...ッうん』
Aちゃんは驚くほど軽くて、
普段何食べてるのか気になった。
いや、食べてる?
それより俺、物理的にAちゃん触れてる!!←
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ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とっても素敵です!これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!めちゃくちゃ応援しています! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
チャンモモ(プロフ) - りんさん» そう言ってもらえて嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月24日 10時) (レス) id: fbb1335ac1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 面白いです!続きが楽しみです! (2019年8月17日 4時) (レス) id: 0f976f6e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チャンモモ | 作成日時:2019年8月9日 13時