＊７＊ ページ8
水原side
｢Aちゃん！大丈夫！？｣
『出久！うん、大丈夫だよ』
｢皆は相澤くんを連れて逃げるんだ｣
油断なんてしてないのに...
『ｯ！！？うｯ...！！』
｢水原少女！！！｣
｢Aちゃん！！｣
｢君には俺たちと一緒に来てもらう｣
気づいたら首を掴まれていた。
めっちゃ苦しい
ほんとにやばいけど、絶対来てくれる...
ピンチな時いつだって助けてくれたから
『かっ...ちゃ、ん』
｢クソヴィラン！そいつを離せやｯ！！！｣
爆発させながら私を抱っこして助けてくれた
やっぱり来てくれた。
昔だって名前を呼べばすぐに駆け付けてくれた
『ゴホッ...ゴホッ...ｯ』
｢水原！大丈夫か！？｣
｢無事でよかった｣
『...切島...くん...轟くん』
｢テメェらぶっ殺される覚悟出来てんだろうなァ？｣
『...ｯ』
私を下ろし前に立って言うかっちゃんはカッコよかった。
私にとってのヒーローは昔からかっちゃんだもん
その後はオールマイトがヴィランを倒し、他のプロヒーローも駆け付けてくれたので助かった
今日個性使いすぎた
頭が痛いし、喉乾いた。水が欲しい
プールの方に歩き手をつけようとした時、
力が抜けプールに落ちそうになる。
｢溺れ死にてぇのか｣
『.....かっちゃんｯ』
｢飲め｣
かっちゃんが私を支えてくれたお陰で落ちなかった
そしてペットボトルを渡されゆっくり飲み干す
かっちゃんは私の前で屈んでこう言った。
｢もっと飲みたかったらさっさと乗れ｣
『え？』
｢あ？置き去りにされてぇなら乗んじゃねえ｣
『ｯの、乗ります！！』
かっちゃんの背中に体を預けた。
7年ぶりの感覚に涙が出そうになった
この温かさも匂いも変わらない。
涙を堪えながら学校まで連れて行ってもらった
｢十分な水は摂取出来たかい？｣
放課後、学校の保健室に居るわたし。
水の補給をするためにね！
『はい、ありがとうございました！』
｢帰りは爆豪とやらに頼んだから一緒に帰んな｣
『え』
｢お前さんを一人で返すわけないさ。待たせてんだからさっさと行きな｣
待ってかっちゃんに！！？
確かにお礼まだ言ってないけどさ！！！
教室に覗くと、鞄を持ったかっちゃんが机の上に足を置き椅子に座って待っていた。
ごめん不良にしかみえない。←
続く (更新停止中)
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ﾁｬﾝﾓﾓ(プロフ) - 氷翠さん» 初コメありがとうございます！嬉しいです！！更新とても遅いですがよろしくお願いします！ (2019年8月6日 14時) (
レス) id: fbb1335ac1 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - あぁ・・・めっちゃ面白い！かっちゃんめっちゃかっこよくて可愛い！更新ファイト！初コメ？失礼しました！ (2019年8月5日 16時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾁｬﾝﾓﾓ | 作成日時：2019年2月28日 0時
