14.桃-N ページ15
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『祐くーん？起きてる？』
祐『んん……まだ7時じゃん、今日日曜日だよA？』
『そうだけど！！今日何の日か覚えてないの？』
祐『まって、今日何日？』
『8月1日！』
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祐『……ちょっとまってて？目つぶってまってて？』
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実は、今日は私たちが付き合い始めて３年目の記念日なんです。
もういい大人だし、結婚も考えているから今は同棲してます。
もしかして、祐くん記念日のことど忘れしてたかな？笑
まあ、祐くんらしいっちゃらしいし、
別に一緒に過ごせるんだからそれだけで幸せなんだけどね。
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祐『A〜！目開けていいよ！』
『ん〜……なんかやった？』
祐『ん？なぁんにも？』
じゃあなんで目つぶらせたのよ。笑
祐『とりあえず、ほら、朝ごはんたべよ？』
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トーストと目玉焼きの簡単な朝ごはんを作って、リビングに運んだ。
『祐くん、あのさ』
祐『ん？』
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『今まで、３年間ありがとうね。祐くんと３年間ずっと一緒に居れて私凄く幸せだよ。……これからも、宜しくお願いします。』²
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祐くんの目を見て話すと、祐くんはにっこり笑ってくれた。
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祐『A？』
『なぁに？』
祐『手紙、書いたの俺』
そう言って渡された封筒。
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『開けていい？』
祐『いいよ』
便箋が1枚だけ、入っていて
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そこには『愛してるよA』とだけ書かれていて
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『祐くん、これさっき急いで書いたでしょ〜？』
そういって祐くんの顔をみるといつになく真剣な顔をしていて、思わず笑うのをやめた。
『祐くん？』
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祐『……愛してる、A。』
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祐『これからも、ずっと一緒にいよう』
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祐くんは私の左手を取ると、薬指に指輪をそっとはめてくれた。
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『祐くん、ありがとう……ずっと一緒にいようね』
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祐『幸せにするからね、A』
そう言って祐くんは私にそっとキスをした。
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Fin.
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さとみかん。(プロフ) - 皆様へのコメント、コピペで申し訳ありません。皆様のコメントが本当に心の支えです。本当にありがとうございます。 (2016年9月25日 17時) (
レス) id: 6bae885a8c (このIDを非表示/違反報告)
さとみかん。(プロフ) - はっぴーすさん» はっぴーすさんコメントありがとうございます！続編を作る事に決めたのでパート2もよろしくお願いします♪ (2016年9月25日 17時) (レス) id: 6bae885a8c (このIDを非表示/違反報告)
さとみかん。(プロフ) - 捺季さん» 捺季さんコメントありがとうございます！続編を作る事に決めたのでパート2もよろしくお願いします♪ (2016年9月25日 17時) (レス) id: 6bae885a8c (このIDを非表示/違反報告)
さとみかん。(プロフ) - 愛祐さん» 愛祐さんコメントありがとうございます！続編を作る事に決めたのでパート2もよろしくお願いします♪ (2016年9月25日 17時) (レス) id: 6bae885a8c (このIDを非表示/違反報告)
さとみかん。(プロフ) - ▽∞なづき∞▽さん» ▽∞なづき∞▽さんコメントありがとうございます！続編を作る事に決めたのでパート2もよろしくお願いします♪ (2016年9月25日 17時) (レス) id: 6bae885a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとみかん。 | 作成日時：2016年7月21日 8時
