31話 ページ31
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「ちょ、皆は？」
HC「お前が波に飲み込まれたから見失った」
「あっ…」
とにかく、長い時間海の中にいるのも怖いからと
私達は岩陰に移動した
「ねぇ、あんたにちょうど話したいことがあるんだけど」
HC「奇遇じゃん。俺も」
まさか俺も、という返事が来るとは思っていなくて動揺しつつ尋ねる
「ね、ユリって…ジェノのこと好きだったり、する？」
HC「…気付いたか」
案外早かったな、とため息をつき首を回す
「だってさ、昨日私とジェノの話が出たらすごい顔で聞いてきたんだもん。
いや、もう迫力満点で思わず冷や汗だったし」
HC「ユリとジェノは同じ学校だったらしい」
「そうなの！？な割にそんな前からの仲って感じじゃなくない？」
HC「ジェノは当時から有名。ユリは大学デビューしたから高校の時は目立つタイプでもなくて、前髪も長くて分からないくらいだったんだとよ」
「ふーん？なんでそれを知ってるの？」
HC「その時からユリはジェノのことが好きで、大学も追っかけて入学してきたっぽい。
たまに盗撮とかもしてたんだとよ」
「え…」
そこまでとは思ってなくて少し引いてしまった
HC「ちょうどユリが盗撮した写真を見ちゃって
協力してって言われちゃったってワケ。」
そ、そういうこと？？？？？
HC「だからお前とくっついて欲しくないってことよ、ユリは」
何か普通じゃない2人の雰囲気も少し感じてはいたけど、こんなことだとは。
まあそれじゃあイドンヒョクも私にあんな干渉してくるわけね？？
「でも、ユリってイケメンの彼氏いるらしいじゃん！本人にも聞いたし！」
HC「ジェノが中々自分のこと見てくれないからか知らないけど嫉妬して欲しくて作ったんじゃない？」
「すごいわ逆に…」
HC「もしお前とジェノがくっ付いてもたぶん…
ユリからの腹いせですごいことになるよ」
ひゃはは、ドンマイ！
肩を叩いて来るんだけどムカつくな！
でも聞くだけで恐ろしい…
あの一言だけでも知っちゃってたよ実はユリの恐ろしさ
言うよね、周りの環境って大事って。
なんかすうって私の心がストンって来たんだよ、なんか。まだわかんないけどさ。
「辛気臭くなっちゃったじゃん〜…もど「しっ静かに」
私の手よりずっと大きい手が口を抑える
すっと岩の後ろへと回り込んだ
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羽音蘇我(プロフ) - しぐれさん» ありがとうございます！！ヘチペンの方に言って貰えるなんて・・・嬉しいです、楽しみにしてください(^^ (2020年5月13日 22時) (
レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
羽音蘇我(プロフ) - しぐれさん» ありがとうございます！励みに頑張ります(^^) (2020年5月13日 22時) (レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ(プロフ) - ヘチペンです！面白いです！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年5月13日 21時) (レス) id: 2ee562e57c (このIDを非表示/違反報告)
ウィンウィン大好き - 面白いです、頑張ってください。 (2020年5月3日 20時) (レス) id: d7779ecd9e (このIDを非表示/違反報告)
羽音蘇我(プロフ) - きむさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！終われるように後のメモも頑張って書いてます(^^)これからも楽しんで読んでください！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽音蘇我 | 作成日時：2020年4月27日 19時
