2話 ページ2
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沙耶「A〜！」
ちょっぴり面食い、この間の彼氏は少し挫折して微妙なイケメン装い風の男だったけど、蓋を開けたらとんでもないアル中だった親友の沙耶。
今日は沙耶と2人で大学の近くに出来た美味しそうなオムライスを食べて、出来れば私はその後少し雑貨を見て、洋服も見て……ってする予定だった。
彼女はこの間のことなんて全く吹っ切れ、新しいバイト先になってから楽しそうにしていた。
彼女が楽しそうなら私も嬉しい。ただ、それだけだった。
沙耶「A、聞いて驚かないでね？」
「うん、なーに？」
沙耶「ほんとに…驚かないでよっ？」
「もうなんなの〜？そんな焦らさないでよ」
沙耶「つれないなぁ〜。
わたしね、ジェミンくんと付き合えることになったの！」
「え、…え？」
さすがの私でも驚愕だった。私達、別にあるあるの男女グループで一緒にいるわけでもなかったし、高校生で言ったら陽キャと陰キャというわけでもなく、
三軍女子と一軍男子程度だ。
中学生でいえば、近所のスーパーであったら挨拶はするけど親に誰？と聞かれ「クラスメイトだよ」の説明で間違いない。
「あ、あのジェミンくんだよね。」
沙耶「そう〜！！♡」
「ちょっと待って…頭が混乱してる。
あんたしかもジェノくん派って言ってなかったっけ？
てか前の彼氏のこと忘れたの？
その後私に泣きついてうちで5000円分UberEATS頼んであと2年は恋しない！って言ってたじゃん！！」
私の親友の言葉はありきたりすぎる。
その時、意外と彼女が傷心してることに気付いたと同時に出たよ…と思いながら麦茶を注いでいた私の姿が思い出された。
沙耶「でもね、ちょうど私ジェミンくんとバイト先が一緒で〜。超優しいの。
やっぱり好きにならないわけないよね♡」
あんなウキウキバイト先に行っていたのはアレだったのか………
たまにウキウキのあまり近くのおじさんにぶつかっていちゃもん付けられそうになって横の私が愛想良く笑顔でお辞儀していたのもアレだったのか………
「………」
けれど、彼女は彼女、私は私。
私には関係ないことだから放っておこう。
……と思っていたのがバカだった
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羽音蘇我(プロフ) - しぐれさん» ありがとうございます！！ヘチペンの方に言って貰えるなんて・・・嬉しいです、楽しみにしてください(^^ (2020年5月13日 22時) (
レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
羽音蘇我(プロフ) - しぐれさん» ありがとうございます！励みに頑張ります(^^) (2020年5月13日 22時) (レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ(プロフ) - ヘチペンです！面白いです！これからも楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2020年5月13日 21時) (レス) id: 2ee562e57c (このIDを非表示/違反報告)
ウィンウィン大好き - 面白いです、頑張ってください。 (2020年5月3日 20時) (レス) id: d7779ecd9e (このIDを非表示/違反報告)
羽音蘇我(プロフ) - きむさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！終われるように後のメモも頑張って書いてます(^^)これからも楽しんで読んでください！ (2020年4月27日 22時) (レス) id: a7e798c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽音蘇我 | 作成日時：2020年4月27日 19時
