入れ替わり 二 ページ11
ガチャ、
Ain太宰「おはようございます」
ガタガタッ！
一部の社員が椅子から転げ落ちた。
敦「ど、どうしたんですか、、、？！太宰さんが時間通りに出勤してくるなんて！」
国木田「貴様正気なのか、、、？いやそんな筈はない、太宰が入水の跡もなく時間を守る等、、、」
谷崎「何か良くないものでも食べたんですか、、、？」
Ain太宰「、、、。」
太宰らしくしていなければとついさっき意気込んでいたにも関わらずあまりの言われ様に思わず口をつぐんでしまう。
太宰があまり真面目に仕事をしていない事は知っていたがまさかここまでとは思わずうっかり定時に出勤してしまったのだ。
痛恨のミスである。
Ain太宰「あ〜、ちゃんとした時間に出勤したら疲れてしまったなぁ。よし、少々うずまきで休憩を、、、」
国木田「待て太宰、貴様来たばかりではないか！珍しく定時に出社したと思えばぁ！やはり貴様は貴様だな、心を入れ替えたのかと思った俺が馬鹿だった！」
A(ふぅ。何とか誤魔化せたかな、、、ていうかこんな感じで良いんだ、)
先の失態を挽回すべく必要以上にだらしなさそうに振る舞ってみれば、それでこそいつも通りといった対応をされ内心少し驚いた。
Aが考えていた以上に太宰治という男は周りから見ればクズなのだ。
乱歩「、、、。」
カタカタカタ、、、
パソコンを打つ音が探偵社に響き渡る。
、、、太宰のデスクから、、、。
Ain太宰「、、、敦君大丈夫？さっきからあまり作業が進んでいない様だけど、」
敦「え？！あ、はい！大丈夫です！」
敦(太宰さんが真面目に仕事してる事に驚きすぎてとは言えない、、、)
Ain太宰「本当？もしあれなら手伝おうか？」
「「「？！？！」」」
手伝う、、、だと、、、？！
ここにいる全員の考えている事が一致した瞬間だった。
太宰は仕事を押し付ける事はあっても手伝うなんて事はない。
本格的に熱でもあるのかと騒がれ始めた時、乱歩が席を立った。
乱歩「太宰、ちょっと来てくれ」
Ain太宰「あ、はい」
乱歩はそのままAin太宰を連れて外に出て行った。
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壽(プロフ) - 糸繰 紅さん» ご指摘ありがとうございます、全く気付かなかったので本当に助かりました！また何かあれば教えていただけると嬉しいです！ (2023年2月22日 17時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
糸繰 紅(プロフ) - あの、オ/ リ/ フ/ ラ 立ってますよ.ᐟ.ᐟ違反報告の対象、低評価の原因なのでお早めの対処を〜.ᐟ外したらこのリプ消していただいて大丈夫です.ᐟ (2023年2月21日 18時) (レス) id: 2287d5e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年2月12日 17時
