時渡り 一 ページ2
それはある日の昼休憩中。
中庭で昼食を食べている時に起きた。
A「ここどこ、、、？うぅ、、ぐすっ」
末広「？！」
条野「、、、これは、」
Aから突如煙が吹き出し、子供になってしまったのだ。
推定年齢は5歳か6歳といったところか。
末広「い、異能力か、、、？」
条野「恐らくは。佐倉先生の衣服が変わっている事からすると単純に身体が縮んだだけという訳ではない様ですね」
末広と条野が自らを落ち着かせる様に分かっている事を話していると、
てってって、
ポコ
Aが目に涙を浮かべながら、その小さくなった手で末広の脚を殴った。
A「あつしくんをどこへやった！このわるもの！」
ガーン。
末広の気持ちを擬音にするとそんな感じだ。
末広「悪者、、、」
条野「落ち込んでる場合じゃないですよ。とにかく此処では目立ちます、我々の会議室に連れて行きましょう」
A「？！はなせ！！」
条野がAを抱っこして猟犬の会議室に向かった。
猟犬会議室
A「はなせ！あつしくんをかえせ、ゆうかいはんめ！」
会議室に到着した後もAの大暴れは続き、条野が抱き締めて押さえ込む。
条野「あぁ、非常に愛くるしいですね」
、、、この機に乗じてやりたい事やってるだけ様な気もするが、
この腕から抜け出せないと分かったAの目にはみるみる涙が溜まっていき、遂にぽろぽろと溢れ出した。
すると、末広がAの前に跪いて目線を合わせる。
末広「大丈夫だ、敦は孤児院にいる」
A「！」
末広「俺の名前は末広鐵腸、そっちは条野採菊。警察だ。ここは俺達が仕事をする場所、Aは社会経験という事でここに来た。」
A「、、、本当、、、？あつしくんぶじなの？」
末広「あぁ」
A「よかった、、、」
敦の無事と状況が分かって安心し、抵抗を辞めた。
条野「私も泣かせたかった訳ではないのですよ、ただあのままではAさんが怪我をしてしまうと思ったのです。、、、不安にさせてしまってすみません」
A「、、、わたしもごめんなさい。わるものっていったり、、、けっちゃったり、、、」
末広「気にするな、痛くなかった。それに敦を想ってした事なのだろう？Aは優しいな」
A「、、、うん、」
Aは褒められた事が嬉しかった様で、頬を赤く染めて少し俯いた。
末広「、、、。」
条野「言いたい事は分かりますよ、」
((可愛い))
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壽(プロフ) - 糸繰 紅さん» ご指摘ありがとうございます、全く気付かなかったので本当に助かりました！また何かあれば教えていただけると嬉しいです！ (2023年2月22日 17時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
糸繰 紅(プロフ) - あの、オ/ リ/ フ/ ラ 立ってますよ.ᐟ.ᐟ違反報告の対象、低評価の原因なのでお早めの対処を〜.ᐟ外したらこのリプ消していただいて大丈夫です.ᐟ (2023年2月21日 18時) (レス) id: 2287d5e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年2月12日 17時
