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愉悦という単語を聞いて最初に思い浮かぶのはこのシーン ページ46

カラン、カラン

条野「貴方が最強等あり得ない」

店長「いらっしゃいませ」


時は巡り、あの日から数日後。
条野と末広は聞き込みの為探偵社がよく屯ろしていたという喫茶処″うずまき″に来ていた。
移動中から今に至るまで終始言い争い(条野が一方的に噛み付いてる)をしてではあるが。

カフェラテを注文し、店長に”聞き込み”をする。

条野の話がルーシーと探偵社の行方に近づいていく度、店長の顔色は青くなっていった。


条野「さて、困りましたねぇ。貴方の罪はテロの事後従犯です。その上彼等の行方を隠すならば、、、二度と珈琲を淹れられなくなりますよ?」


末広が条野の脚に軍刀を突き刺した。


末広「店長。大切な恩人に報いたい、その想いは罪か?」

店長「、、、。」

末広「約束する。今彼女の行方を教えるならば彼女は一切の罪に問わぬ」

店長「!」

末広「我々にはその権限がある」


ー武装探偵社を知ってる人からすれば今動かない方が正気じゃない!!ー


末広「俺の想い人も探偵社の無実を信じ、自ら望んで彼等に手を貸した。彼女と同じだ」

あの日の必死に叫ぶAを思い出し、末広は眉を寄せた。


店長が助かって欲しいのはルーシーだけではない事を伝えると末広は探偵社を殺さぬ事と公平な裁判を受けさせる事を約束をする。

末広「我が剣に誓おう。約束を違えればこの腹を捌くと、、、頼む」



カラン、カラン

条野「さて、彼等の行先が天空カジノである事を輝子さん達に報告しましょうか」

二人は探偵社の居所を突き止めた所で店を出て、本部に戻る為先来た道を引き返した。
条野が無線機を片手に一応の確認を取る。

二人が今本部にあるということもあって大倉と立原がカジノへ向かうことになり、条野と末広は待機という事になった。


末広「俺はこれから佐倉先生の所へ行くが、お前はどうする」


条野「、、、遠慮します、」


店長に聞き込みをしていた時とは打って変わって、条野にしては珍しい小さな声でそう告げた。
その顔は何かを恐れている様な、そんな顔だった。

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(プロフ) - きんぴらごぼう☆さん» そんな事を言っていただけるなんて本当に嬉しいです!更新頑張るので是非これからも見てて下さい! (2023年3月29日 14時) (レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました!続き待ってます!! (2023年3月29日 9時) (レス) @page43 id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年1月23日 2時

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