寝言=本音っぽいとこある ページ34
ぐがぁぁぁぁ
すぅ、すぅ
Z z z z
深夜。
殆どの者は酒の影響と騒ぎ疲れで寝てしまった。
末広(俺は今夢を見ているのか、、、?)
Aはその後も大倉に飲まされ続け潰れてしまった。
何故末広が一人だけ無事なのかというと彼が飲んでいたお茶を大倉が酒と勘違いしたからである。
、、、それはさておき。
問題はAの体制である。
Aは末広の隣で潰れ、彼の肩に寄りかかる。(末広はその時既に動揺して動けなかった)
そのままずるずると下にずり落ちてしまい、最終的に彼の膝に頭を乗せる事で落ち着いた。
俗にいう膝枕だ。
Aが誘拐された時は思わず抱きしめてしまったが、それ以外では初と言って良い程の密着度合に末広の脳は夢と現実との区別が付けにくくなっていた。
A「、、、ん、」
末広「!」
身動ぐAに反射でビクッとなってしまう。
末広「、、、?」
少し動いた事で硬直が解けて彼女の顔を見る余裕ができた。
よく見てみると僅かに眉間に皺が寄っている。
悪い夢でも見ているのなら起こしたほうが良いと思い、Aの肩に触れ様とした時、
A「、、、もし、世界が敵、、に、回っても、、、私だ、けは、、、味方、だから、、、」
末広「、、、。」
寝言の様だが、普段の彼女からはあまり想像できない、明確な意思表示であった。
それ程までに強く思う相手がいる。
末広(一体誰なんだ、、、。)
先程の有頂天思考はどこかへ行き、もやもやとした気持ちが胸に残る。
末広がその答えを知る時は案外近い。
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壽(プロフ) - きんぴらごぼう☆さん» そんな事を言っていただけるなんて本当に嬉しいです!更新頑張るので是非これからも見てて下さい! (2023年3月29日 14時) (レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました!続き待ってます!! (2023年3月29日 9時) (レス) @page43 id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:壽 | 作成日時:2023年1月23日 2時