検索窓
今日:12 hit、昨日:9 hit、合計:18,556 hit

アルコール効果 ページ33

A「末広さんはお酒飲まないんですか?」

末広「!」モグモグモグ

ゴクン、

唐突にAに話しかけられて驚いてしまい、口の中に詰め込んでいた料理を急いで飲み込む。


A「、、、なんかすみません、急かしてしまったみたいで、」

末広「いや、大丈夫だ。、、、料理が美味しくて酒の事をすっかり忘れていた、」

実際二人が作った料理は美味かった。
その証拠に普段は躊躇なく同色の、調味料をどばどばかけるのに、今日は一切使っていない。
まぁAの手料理をそのままの味付けで食べたいという意図があるのは明白なのでいまいち信憑性に欠けるが。


A「そう言ってもらえると作った甲斐があります。、、、それにしても条野さんはお料理も上手なんですね。私きんぴらごぼうを味見でいただいたんですけど、美味しくて感動しちゃいました」

末広「そうだな、、、俺はこのだし巻き玉子が一番好きだ」

A「、、、」

末広「?」

A「だし巻き玉子は、私が作りました、、、。何だか面と向かってはっきりと言われると照れてしまいますね、」

Aは伏目気味に少し赤くなってしまった顔を逸らした。

末広「、、、。」


可愛らしい。
愛しい。
抱きしめたい。

初めて見る想い人の照れた顔に末広の脳内は絶好調に大荒れであった。
Aは酒を飲んでいるので多少反応が過剰な事も分かってはいるが、それでも可愛いものは可愛い。

そんなつもりで飲まなかった訳ではないが、改めて末広は自分だけは酒に手を付けなくて良かったと感じた。

末広(佐倉先生を記憶が飛ぶ心配なく見ていられる)


末広は結局、最後まで酒を飲まなかった。

寝言=本音っぽいとこある→←お酒の強制は駄目、絶対!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
設定タグ:文スト , 末広鐵腸 , 猟犬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - きんぴらごぼう☆さん» そんな事を言っていただけるなんて本当に嬉しいです!更新頑張るので是非これからも見てて下さい! (2023年3月29日 14時) (レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました!続き待ってます!! (2023年3月29日 9時) (レス) @page43 id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2023年1月23日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。