思考中は注意力散漫 ページ20
A「あったあった」
Aは最寄駅到着後職場まで歩き、カルテを回収した。
A「よし、帰るか」
カルテを手に入れた今、これ以上医務室に滞在する理由もない。
帰宅する為ドアに近づこうとした。
ガチャ
末広「佐倉先生、帰ってきていたのか」
A「末広さん、何故ここに」
末広「今回の任務の書類作成の為、資料室に向かっていたら医務室の照明が付いているのが見えた。」
A「成る程、変な人が入って来たと思ったんですね」
末広はコクリと頷く。
政府の医務室の資料等国家機密もいい所だ。
部屋の鍵はAが持っており、スペアは存在しない。
そのAは横浜にいると思っていたので医務室に誰かいる事を不審に感じてもおかしくない。
医務室を閉める為末広と共に部屋を出る。
帰ろうと今来た道を戻ろうと歩き出すと何故か末広も着いてきた。
末広「先生はこの後帰宅予定だろう。送る」
A「大丈夫ですよ。末広さん、書類作成がまだ残っているのでしょう？」
末広「問題ない、書類等すぐに終わる」
A「嘘、福地さんや条野さんが言ってましたよ。末広さんは書類類が苦手だって。私は大丈夫ですから、書類作成をして下さい」
末広「、、、分かった」
むすっ。
今にもそんな擬音が聞こえてきそうだった。
理解はしたが納得はしていない、そんな顔だ。
Aがクスッと笑う。
A「そんな顔をしないで下さい。私の異能力は知っていますよね？何かあっても逃げられますから。、、、と、ここまでで大丈夫です、一緒にいてくれてありがとうございました。お仕事頑張って下さいね」
末広「、、、あぁ、また明日」
コツ、コツ
末広と別れ帰路に着くとAは今日一日の事を思い返した。
A(敦君、楽しくやっていそうで良かった。家に着いたら福沢さん達にお礼のメール送らなきゃ。探偵社のみんなに挨拶できなかったなぁ、、、さっきの末広さんの顔、ちょっと可愛かったかも)
その時、
ガンッ！！
A(な、に、、、？)
Aは後頭部に強い衝撃を感じ、意識を手放した。
長年の疑問の答え→←姉弟（血縁関係はない）っていう設定なんだよぉ、、、！
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壽(プロフ) - きんぴらごぼう☆さん» そんな事を言っていただけるなんて本当に嬉しいです！更新頑張るので是非これからも見てて下さい！ (2023年3月29日 14時) (
レス) id: 46bda72861 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました！続き待ってます！！ (2023年3月29日 9時) (レス) @page43 id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壽 | 作成日時：2023年1月23日 2時
