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ドオォン、という地響きがその場を揺らした。
生徒も思わず立ち止まる。
プレゼントマイクが興奮したように声を張り上げる。
｢うおぉお！？何だ何だ！？｣
『やっと出てきたの』
遅いわね、と呟いたAを相澤がチラリと横目で見る。
｢…中島か｣
穴から白い光が飛び出たように見えた。
それは半分白虎の状態の敦だった。
服は土で汚れているものの、体は無傷。
敦は空中で爛々と光る瞳で芥川をしっかり睨みつけた。
｢芥川ぁぁああ！！！｣
叫ぶ敦の口から鋭い犬歯が除く。
｢そう来なくては｣
芥川は走りながら敦を振り返り口端を歪めて笑う。
敦は地面目掛けて落ちていく。
地面に近づいたところで、ふと、敦が顔を上げる。
敦や他に生徒を大きな影が被さった。
目の前には巨大なロボットが二体立っていた。
｢えっ！？｣
初めてみる巨大なロボットに戸惑いを隠せない敦。
｢これ入試の時の…！｣
｢ヒーロー科こんなのと戦ったのかよ｣
周りの生徒の言葉にオロオロとする敦。
｢(こ、これ動くの！？動いた！！えっ！！)｣
思わず速さを緩める敦。
｢(た、高そうだ…壊していいのかコレ)｣
何十万という数字が敦の頭を横切る。
『壊していいのよそれ』
Aの言葉に敦は顔を上げる。
｢あ、あれ？Aちゃん居たのか｣
僕が穴に落ちてる間に…の敦は少し落ち込む。
｢(壊す…何だか罪悪感が)｣
壊さずに飛び越えてしまおうと思いついた敦。
が、その前に芥川が行動を起こした。
｢…羅生門！｣
羅生門が巨大なロボットに向けて大きく広がり、細く別れる。
そのまま巨大なロボットを粉々に切断した。
生徒に向かって破片が降り注ぐ。
｢おおっと芥川巨大なロボットを一刀両断！｣
切り刻み終わり若干嬉しそうな芥川を敦は引いた目で見つめた。
｢(躊躇無く…)｣
続く (更新停止中)
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レイン - 初コメ失礼します。体育祭どうなるのかとても楽しみです！更新待っています! (2020年8月4日 22時) (
レス) id: ab1b7dcd95 (このIDを非表示/違反報告)
Ainyami(プロフ) - コメントありがとうございます。体育祭は私も色々と楽しく考えています。これからも宜しくお願い致します。 (2019年8月24日 17時) (レス) id: c6187a3341 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 体育祭、どんな展開になるのか楽しみ！更新頑張ってください!これからも応援してます！ (2019年8月24日 11時) (レス) id: ad6e6193ff (このIDを非表示/違反報告)
Ainyami(プロフ) - コメントありがとうございます。私自身もこの夢主の性格はとてもお気に入りです。これからも宜しくお願い致します。 (2019年8月24日 7時) (レス) id: c6187a3341 (このIDを非表示/違反報告)
月夜の死神(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主ちゃんのキャラがすごく好きです。これからも応援しています！更新頑張って下さい！ (2019年8月21日 6時) (レス) id: a397175b61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ainyami | 作成日時：2019年8月19日 20時
