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『夏油君?』
「…え?あぁ、すまないね」
どこか茫然としていた彼に声を掛ければ、我に返ってこちらをじっと見つめてくる。
何か顔に着いているのだろうか。
視線を感じ、少し気恥ずかしいのを隠すように頬を指で搔く。
慣れない視線に思わずたじろいでしまった。
動揺する私の目の前に、ずいと紙袋が差し出された。
「先日は世話になったね。ありがとう、これはほんのお礼だから受け取ってくれないかな」
『大した事はしてないのに、丁寧にありがとう』
ひとつ会釈をして紙袋を受け取る。
開けてもいいかと確認を取れば、どうぞと軽く返事が返ってきた。
中には小さな箱が入っている。
何やら見覚えがある。
ぱかりと開ければ、それに驚き私は目を見開いた。
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花央(プロフ) - la19さん» ありがとうございます…!読みにくくなっていないか心配だったのでそう言っていただけると安心します…ありがとうございます! (2021年3月16日 9時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
la19(プロフ) - とても読みやすくて面白いです!お気に入りと作者登録させて頂きました(^^)更新楽しみにしてます! (2021年3月16日 8時) (レス) id: facfd92d2d (このIDを非表示/違反報告)
花央(プロフ) - はぁぶ。さん» わー!ありがとうございます…!更新頑張ります! (2021年2月21日 19時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。 - (#^.^#)<(読んでいて、とても楽しいです!頑張ってください!) (2021年2月21日 19時) (レス) id: 07f592de9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花央 | 作成日時:2021年2月21日 16時