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倒れている夏油君を見た時は正直冷や汗が吹き出して止まらないような感覚であった。
五条君の友人だからとか、そういう理由ではない。
救急車を呼ぼうとしたが彼に止められた。
せめて、と部屋で寝かせて様子を見ていたが、少し休んで大分落ち着いたようである。
突然悪化したらと心配していたが杞憂に終わったようだ。
彼は私の作ったお粥をペロリと平らげてしまった。
空のお椀を見て驚く彼に思わず笑みが零れる。
食べたのは自分なのに何をそんなに驚いているのだろう。
あまりに物欲しそうにお椀を見つめるものだから、お粥を少しつぐ。
その食べっぷりに作った自分もなんだか誇らしい気分になった。
「ご馳走様でした。ありがとう、とても美味しかったよ」
『どういたしまして。食欲がそれだけあるなら大丈夫そう』
とりあえずは体調も改善していそうである。
安心して息をつけば、申し訳なさそうな顔をした彼と目が合った。
『夏油君、自分の部屋には戻れそう？』
無言で立ち上がる彼。
だがその途端ふらついてしまう。
咄嗟に腕を掴んで支えると、小さく謝る声が聞こえた。
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花央(プロフ) - la19さん» ありがとうございます…！読みにくくなっていないか心配だったのでそう言っていただけると安心します…ありがとうございます！ (2021年3月16日 9時) (
レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
la19(プロフ) - とても読みやすくて面白いです！お気に入りと作者登録させて頂きました(^^)更新楽しみにしてます！ (2021年3月16日 8時) (レス) id: facfd92d2d (このIDを非表示/違反報告)
花央(プロフ) - はぁぶ。さん» わー！ありがとうございます…！更新頑張ります！ (2021年2月21日 19時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。 - (#^.^#)＜（読んでいて、とても楽しいです！頑張ってください！） (2021年2月21日 19時) (レス) id: 07f592de9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花央 | 作成日時：2021年2月21日 16時
