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「…五条くんに近づかないで!」
『……え?』
唖然としていれば、ぺらぺらと次から次へと五条くんが如何に素晴らしい人物かを聞かされる。
どうやら、その五条くんに近づかないで欲しいということらしい。
つまり、話しても見てもいけないということだ。
怒涛の昼ドラ展開についていけない。
確か、さとるくんの苗字も五条であったか。
「五条くんは、あんたみたいな女が軽々しく話しかけていいような人じゃないの!」
御三家だとか、何だとか。
聞いた事の無い話を聞かされて頭がパンクしそうになる。
なんとなく、さとるくんが凄い所の出身なのだという事は分かっていた。
その予感が本当なら、この子がこうやって怒るのも当然だ。
彼はこうも軽々しく接していい人ではないだろう。
分かっていても、理解が追いつかずに呆然としていた。
そんな私を見たその子は鼻で笑った。
「五条くん、あんたの事嫌いって言ってたから」
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花央(プロフ) - la19さん» ありがとうございます…!読みにくくなっていないか心配だったのでそう言っていただけると安心します…ありがとうございます! (2021年3月16日 9時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
la19(プロフ) - とても読みやすくて面白いです!お気に入りと作者登録させて頂きました(^^)更新楽しみにしてます! (2021年3月16日 8時) (レス) id: facfd92d2d (このIDを非表示/違反報告)
花央(プロフ) - はぁぶ。さん» わー!ありがとうございます…!更新頑張ります! (2021年2月21日 19時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。 - (#^.^#)<(読んでいて、とても楽しいです!頑張ってください!) (2021年2月21日 19時) (レス) id: 07f592de9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花央 | 作成日時:2021年2月21日 16時