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『……。』
弾かれ横を向いたまま目だけで見上げれば、再びぱちんと弾かれる。
かけられた砂が当たったところも、叩かれたところも痛い。
どうしていきなり頬を張られなければいけないのだろうか。
何を言っても私を悪く言うに違いない。
ここは大人になろう、大丈夫がまんできる。
私はわざとらしく大きな溜息をついた。
『…なに?』
きっと睨んできたその女の子は口を開いた。
固く握りしめた拳は微かに震えている。
相当怒っているようだ。
そんなに私が図鑑を読んでいた事が気に入らないのだろうか。
そんな事を考えていれば、激昂したその子がまくしたててきた。
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花央(プロフ) - la19さん» ありがとうございます…!読みにくくなっていないか心配だったのでそう言っていただけると安心します…ありがとうございます! (2021年3月16日 9時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
la19(プロフ) - とても読みやすくて面白いです!お気に入りと作者登録させて頂きました(^^)更新楽しみにしてます! (2021年3月16日 8時) (レス) id: facfd92d2d (このIDを非表示/違反報告)
花央(プロフ) - はぁぶ。さん» わー!ありがとうございます…!更新頑張ります! (2021年2月21日 19時) (レス) id: 2b70089d86 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。 - (#^.^#)<(読んでいて、とても楽しいです!頑張ってください!) (2021年2月21日 19時) (レス) id: 07f592de9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花央 | 作成日時:2021年2月21日 16時