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「いのちゃん!これからどこ行くの?」
「んー?秘密」
「えー!なんだよ気になるなー…」
お店を出てしばらく道なりに歩いているも、いのちゃんは行き先を教えてくれる様子は無かった。
…ていうかそんなことより、
今だに手繋いだままなんだけどっ!
幸いにも人通りは少ないから良いものの、大丈夫かな?いのちゃん男と手繋いでた!なんて噂が大学で流れちゃったりしたらどうしよう…
「着いた!!」
そんなことをグルグル考えていたら目的地に着いたらしかった。
突然繋いでいた手にギュッと力を入れられて少しドキっとした。
「…うわぁ〜!!すげ〜!!!」
「ここ、俺のお気に入りの場所なんだ」
いのちゃんが連れて来てくれたのは、一面真っ黄色の向日葵畑だった。太陽に照らされてより一層キラキラ輝いて見えた。
「こんなとこあったんだ…」
「けっこう前に歩いてたら見つけたんだ。街の外れにあるから意外と知らない人多いんだよね」
だから内緒だよ?なんて人差し指に手を当てて笑ういのちゃん。
何で俺には教えてくれたんだろう…
淡い期待を胸にしまって、いのちゃんとゆっくり向日葵畑の中を歩く。
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名無し - 更新待ってます^_^ (2019年6月9日 0時) (レス) id: 71ea7d0ed2 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - なっつんさん» なっつんさんありがとうございます!前回のも読んでくださってるんですね!嬉しいです(^^) (2019年4月11日 21時) (レス) id: 24ff9466d8 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん(プロフ) - 前回の学パロほんとうに大好きです!いまでも読んでます!ありがとうございます!! (2019年4月10日 13時) (レス) id: 4ea7c8b57a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年4月8日 17時