偽りの嘘 ページ11
振り払わなきゃ駄目なのに
その手をどうしても
振り払うことが出来なかった
.
.
どのくらい
そうされていただろう
しばらくすると
ようやく抱きしめていた手を少しだけ緩め
ミンソク君は私の顔を覗き込んだ
ｼｳﾐﾝ｢よく顔見せて｣
｢‥‥｣
ｼｳﾐﾝ｢ってか
ちゃんと食ってんのか｣
｢食べてるよ｣
ｼｳﾐﾝ｢嘘つけ
前より絶対痩せたし｣
｢そういうミンソク君こそ
前より痩せてるじゃん｣
ｼｳﾐﾝ｢それはお前のせいだろ｣
｢え、｣
ｼｳﾐﾝ｢Aが居ないと
何食べてもマズいんだよ｣
｢なっ、何それ
そんなことないでしょ｣
ｼｳﾐﾝ｢そんなことあるし｣
｢はっ、｣
ｼｳﾐﾝ｢いつも言ってるだろ｣
｢？｣
ｼｳﾐﾝ｢俺はお前が居なきゃ駄目なんだって｣
｢そんなこと言われても｣
流されたら駄目
今ここでハッキリ言わなきゃ
｢手紙にも書いてたと思うけど
アイドルであるミンソク君と
付き合うことに疲れたの
だからもう一緒に居ることは出来ない｣
...そう
こんな身勝手な女の事なんて早く忘れて
ミンソク君は前だけを見て歩かなきゃ駄目なんだよ
ｼｳﾐﾝ｢もう良い｣
｢え、｣
ｼｳﾐﾝ｢もうそんな嘘つかなくて良いから｣
｢うっ、嘘なんてついてな‥｣
ｼｳﾐﾝ｢俺のために
わざと嫌なやつ演じるなよ｣
どうして‥
その瞬間
っっ‥
突然私の唇を塞ぐミンソク君
そんなミンソク君に
とっさに抵抗すると
｢なっ、何で‥｣
ｼｳﾐﾝ｢A…｣
｢チャンミンから聞いたの？｣
ｼｳﾐﾝ｢違うよ｣
｢じゃあ何で｣
ｼｳﾐﾝ｢ヒョンからは何も聞いてない｣
｢ならどうして｣
ｼｳﾐﾝ｢なぁA‥｣
｢‥｣
｢俺たち結婚しないか？｣
｢はっ‥‥｣
今‥ なんて？
ｼｳﾐﾝ｢A‥‥
結婚しよう｣
そう言うミンソク君の顔は
いつになく優しかった
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - みかりんさん» みかりんさんコメント本当にありがとうございます(^-^*)とても優しいお言葉、ものすごく嬉しいです♪本当にありがとうございます(*^-^*)完結まであと少しですが頑張りますので宜しくお願いします(^-^*)コメント本当にありがとうございました(^^) (2020年9月24日 22時) (
レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかりん - ずっと待ってましたー！ハッピーエンドに向かって大きく前進ですねですね！いつも優しい気持ちになれる作品をありがとうございます！完結まで頑張ってください！！応援してます！ (2020年9月24日 15時) (レス) id: 6347d3a3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - ysskgj25さん» いつも本当にありがとうございます(*^-^*)なかなか更新が出来ない中、いつも読んで頂いて本当に嬉しいです(*^-^*)最近だいぶ寒くなって来たのでysskgj2さんも風邪などひかないよう気をつけて下さいね(^^)コメント本当にありがとうございました(^-^*) (2020年9月23日 22時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
ysskgj25(プロフ) - 更新待ってました！久々にこのお話が読めて、また幸せな気分に浸ってます^^*完結までがんばってくださいね！引き続き応援させていただきます！ (2020年9月23日 22時) (レス) id: 0831ef9407 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - あいさん» あいさんコメントありがとうございます(*^^*)終わるの寂しいと言って頂けて嬉しいです(；；)2人が幸せになれるハッピーエンドを考えていますので完結まで、もう少しだけお待ち頂けると嬉しいです(*^^*)コメント本当に励みになります。ありがとうございました♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2019年8月25日 15時
