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"俺のこと
利用したって良いから
だから
そんな悲しそうな顔すんな"
ベッキョンのその言葉に
胸の奥がギュッとなった
「……」
ﾍﾞｸ「おい、聞いてんのか」
「‥聞いてる」
ﾍﾞｸ「何があったか言えよ」
「‥‥」
ﾍﾞｸ「言えって」
ベッキョンの言葉に
頑なに口を閉じていると
ﾍﾞｸ「言うまで
この手ぜってぇ離さねぇからな」
「はっ？」
そう言ってベッキョンは
私の手を強く握り直した
「いやいや
離してよ…」
ﾍﾞｸ「嫌だね」
ムッとした顔で
私を見つめるベッキョン
「ちょっとベッキョナ」
ﾍﾞｸ「じゃあ話せよ」
「絶対話さなきゃ
ダメなの？」
ﾍﾞｸ「あぁ
話さなきゃダメ」
「はぁ？」
ﾍﾞｸ「いいんだな
このままだと
永遠に帰れねぇぞ」
「……」
これは何を言っても
駄目そうだ
数分後
ﾍﾞｸ「はぁ！？
なんだそりゃ」
結局ベッキョンの部屋へ通され
投げ捨てられた物が
キーホルダーだったこと以外は
おおまかに話した
ﾍﾞｸ「っつか、あの女
ついに本性表しやがったな」
「本性って」
ﾍﾞｸ「俺は最初から
あの女には何か裏があると
思ってたんだよ」
「何よそれ」
ﾍﾞｸ「それよりも大丈夫か？」
「え？」
ﾍﾞｸ「キム・ミンソクに
誤解されたままで」
「あぁ… 別にもう良いよ」
ﾍﾞｸ「けどお前は
何も悪くねぇだろ」
「まぁね」
ﾍﾞｸ「こんなこと
言いたくねぇけど…」
「？」
ﾍﾞｸ「キム・ミンソクに
あの女の正体伝えれば
もしかするとお前にもチャンスが
あんじゃねぇの？」
「何それ」
ﾍﾞｸ「いや‥ そりゃまんがいち
お前がキム・ミンソクと上手く行ったら
そんなのぜってぇ嫌だけど
だからって会うたび
辛そうな顔してるA見んのは
もっと嫌なんだよ」
「ベッキョナ‥」
ﾍﾞｸ「‥‥」
「私ね」
ﾍﾞｸ「？」
「最近やっと前見て
歩けるようになったんだ」
ﾍﾞｸ「え…」
「前はシウちゃん見るたび
胸が苦しくて辛かったけど
最近はシウちゃん見ても
自然に笑えるようになったんだ」
ﾍﾞｸ「そう‥なのか？」
「うん
だから逆にシウちゃんには
幸せでいてほしくて」
ﾍﾞｸ「……」
「彼女と別れてほしいなんて
思ってないんだ」
ﾍﾞｸ「A…」
「ただ… ソナさんが
あんな人だったことは
正直かなり驚いたけど
でも考えてみたら
誰かを好きすぎて不安になると
人ってあんなふうに
自分を見失うこともあるのかなって」
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - あまいくりーむさん» いつも温かいコメント本当にありがとうございます(；；)一途なべっちゃん喜んで頂けて良かったです♪番外編も楽しみにして頂けたら嬉しいです(*^-^*)いつも元気が出る優しいｺﾒﾝﾄ本当に嬉しいです(*^-^*)これからも宜しくお願いします♪ありがとうございました(*^^*) (2018年7月18日 16時) (
レス) id: e104deffe8 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - ホシホシさん！完結お疲れ様でした！そして素敵なお話本当にありがとうございました！男前で一途なベッキョン最高でした！そして番外編まで書いてくださるなんて！キャー嬉しすぎます！ホシホシさんの綴るお話大好きです！本当キュンとハッピーをありがとうございました (2018年7月18日 14時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - たあさんさん» たあさん、いつもありがとうございます(；；)シウちゃんと彼女のその後も描けたらなぁと思っているので楽しみに待ってて頂けたら嬉しいです(*^-^*)いつも優しいｺﾒﾝﾄ本当に励みになってます♪お互い夏バテには気を付けましょうね(*^-^*)いつもありがとうございます♪ (2018年7月18日 12時) (レス) id: e104deffe8 (このIDを非表示/違反報告)
たあさん(プロフ) - 完結お疲れ様でした！ツンデレベクちゃん可愛かったです(^-^)シウちゃんの続編気になります！かなり猫被ってた彼女とシウちゃんどうなるんですか？更新楽しみにしてます！ホントに暑いので、お体ご自愛ください(^-^)！ (2018年7月18日 11時) (レス) id: 3c91ad79e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - ハッピーエンド!!めっちゃいい話でした〜(o^^o) (2018年7月18日 10時) (レス) id: 2f6c46c71c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2018年6月23日 0時
