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‥‥その日の夜
ｷﾞｮﾝｽ「どうしたの？」
ﾋﾞｸｯ
「へっ」
ｷﾞｮﾝｽ「さっきからずっと
険しい顔してるけど」
「えっ、私
険しい顔してた？」
ｷﾞｮﾝｽ「うん
もしかして今日の味付け
微妙だった？」
「いっ、いやいや‥ そんなこと無いよ
このキンパとかめちゃくちゃ美味しいし」
ギョンス君のその言葉に
思わずキンパを口に放り込んだ
ｷﾞｮﾝｽ「ちょっと
頬張りすぎじゃない」
「だ、だいじょう… ゲホッ…ゲホ…」
ｷﾞｮﾝｽ「言わんこっちゃない
ほら… 水飲んで」
そう言って水の入ったグラスを
差し出すギョンス君
……たったこれだけのことで
胸の奥がギュッと締め付けられる
ｷﾞｮﾝｽ「まったく
もっと落ち着いて食べなよ」
「すいません…」
……ダメだ
今日テミン君に言われたことが
頭から離れない
"このままだとギョンスヒョンのこと
襲いかねない勢いですよ"
ｷﾞｮﾝｽ「Aさん
何かあった？」
「えっ」
ｷﾞｮﾝｽ「最近なんか
常に上の空っていうか
‥‥元気ないから」
「そっ、そんなことないって」
真顔でコチラを見つめるギョンス君
心の中が全て
見透かされてしまいそうだ
何とか誤魔化さなくては
「ほっ、ほら‥ あれだ
最近忙しいからきっと
疲れてんじゃないかな」
ｷﾞｮﾝｽ「‥本当に？」
「本当だよ
ギョンス君ってば心配しすぎ」
このままでは
気持ちがバレてしまう
ｶﾞﾀｯ…
「きょ、今日は私が食器洗うから」
ｷﾞｮﾝｽ「え…」
私は食べ終わった食器を手にし
あたふたとキッチンへと向かった
その瞬間
パリンッ
勢い余って
コップを落としてしまった
ｷﾞｮﾝｽ「Aさん大丈夫」
「だ、大丈夫」
‥‥バカ
私ってば何やってんのよ
割れた破片を
急いで集めていると
ｷﾞｮﾝｽ「俺がやるからAさんは
向こうで休んでて」
心配そうに駆け寄るギョンス君
「大丈夫だってば
本当にギョンス君は
心配症… いっった、」
…やってしまった
ｷﾞｮﾝｽ「もう何やってるの
だから俺がやるって言ったのに」
私ってやつは
何をやってもダメダメじゃないか
いい年して食器も
まともに洗えないなんて
こんな女… ギョンス君
絶対嫌に決まってる
……駄目だ
情けなくて涙出そうだ
ｷﾞｮﾝｽ「Aさん」
ｷﾞｭｯ…
その言葉とともに
ギョンス君は私の手を握りしめた
「え…//」
ｷﾞｮﾝｽ「手当てしないと
血‥ 出てる」
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節分2322(プロフ) - コチラも楽しく拝読しました^^特にヒニムの派手な花柄スーツがツボり声出して笑ってしまいました^^キャラ設定最高です^^また他にもお邪魔させて頂きますね^^ (2021年8月13日 20時) (
レス) id: 7f1cd931a8 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - ペコさん» ペコさん心温まるコメント本当にありがとうございます(；；)良いお話と言って頂け更には終わるのを惜しんで頂けるなんて作者としては嬉しすぎるお言葉です(；；)本当にありがとうございます♪番外編など描けたらと思っていますので、その時は楽しんで頂けたら幸せです^^ (2018年10月10日 13時) (レス) id: e104deffe8 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 良いお話でした！いつも更新楽しみにしていました(*^^*)終わってしまうのが残念すぎますが、番外編とか楽しみに待ってます(^-^) (2018年10月10日 12時) (レス) id: 6446707430 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - とらこじさん» とらこじさん初コメすごく嬉しいです(*≧∀≦*)最高過ぎたと言って頂けて本当に凄く嬉しいです(；；)コメントとても励みになるので本当に感謝です(*^-^*)本当に本当にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願い致します(*^-^*) (2018年10月10日 7時) (レス) id: e104deffe8 (このIDを非表示/違反報告)
とらこじ(プロフ) - ホシホシさーーん！！初コメントさせて頂きま！！最高過ぎでした(ToT) (2018年10月10日 1時) (レス) id: 753c8265e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2018年8月31日 11時
