((妄想族))×west ��

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貴方side







声をかけてきた隣の人は、弟の望だった。








名前「あれ、望、なんで？？」









望「だるいからさぼり(笑) これから流星の家行くねん(笑)」








名前「もう〜ほどほどにね？(笑)」









望「わかってる〜(笑) あれ、、姉ちゃん顔色悪いで？？具合悪い？？」








名前「ちょっと朝から貧血っぽくてね、でも大丈夫！！！」









望「ほんまに？？なんなら俺も一緒に帰るで？」









名前「ううん！本当に大丈夫！流星くんと楽しんでおいで( ˙ᵕ˙ )」









私と望は今は二人暮らしをしている。









両親は海外で働いて年に数回帰ってくる程度。









だから二人でずっと支えあってきた、、わといって私が支えてもらってばっかだけど(笑)








望は普通の子なら思春期でお姉ちゃんと話すのなんか嫌なんじゃないかなって年だけど、いまみたいに今日たのしかったこと、ムカついたこと、なにをしたか、楽しそうに話してくれる。









そんな望が可愛くて可愛くて、いつも話を聞くのがとても楽しみ。









でも今は、そんな望の話もほとんど頭に入ってこないくらいめまいが酷くなって立ってるのもやっと。









つり革にぎゅっとめいっぱい捕まるけど、、目の前がぼやぼやして頭が真っ白になった。









望「...やってん！(笑) あれ、姉ちゃん？姉ちゃんー？、、え、大丈夫？」









望の声が少し遠くなっていった。

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