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「明日休みだし飲みに行かない？」
仕事終わり、クンヒョンからの誘いで飲みに行くことになった僕ら2人はまたアメリアへと足を進めていた。
あの日から1ヶ月。
僕も結構な頻度でアメリアを訪れているが、彼女もまた頻繁にアメリアに来ている一人らしく。
今のところ百発百中で彼女の姿を目にしている。
今日もいるかな…
少し期待してドアを開いて店を見渡してみるが客席はもぬけの空だった。
「あ、チャンソンくんにニックンさん〜！いらっしゃいませ〜」
「mくん久しぶり〜」
出迎えてくれたmくんに挨拶をして世間話を始めるクンヒョン。
Aさん今日は来ないのかな…
頼んだお酒を口にしながら、そんなことを考えては仕切りに出入り口を気にしてしまう。
「チャンソン話聞いてる？？どうしたんだの？そんな出入り口ばっか見て…」
そんな僕に痺れを切らしたクンヒョンが僕の顔を覗き込んで心配そうな顔を見せる。
「ごめんごめん、なんの話だっけ笑」
「今日はAさん21時ごろにいらっしゃいますよ笑」
謝罪をしながらクンヒョンの方に向き直ると、mくんが笑いながらAさんの来る時間を教えてくれる。
み、見透かされている…
「Aさんって誰？」
Aさんを知らないクンヒョンは頭にはてなマークを浮かべていた。
「あ、1ヶ月前くらいからここに来るたび見かける女性なんだ。まだ話した事はないけど…」
「え、話した事ないの？笑」
「ほんと、いつ話しかけるのかなあって思って見てますよ笑」
mくんにそんなふうに思われていたとは…
恥ずかしい思いに顔を熱くしていると、ドS心満載のmくんがさらに追い討ちをかけてくる。
「チャンソンくん、よくAさんのことチラチラ見てますもんね笑」
「うわーー！恥ずかしいからやめて！！」
「チャンソン…笑」
頭を抱える僕を笑って見ているクンヒョンとmくん。
だって話しかけたくてもAさんいつも本読んでてなかなか話しかけられないんだもん…
「今20時半だからその彼女が来るまでもう少しだね」
クンヒョンが時計を見てニヤニヤしながらこっちを見てくる。
ドSの2人の息はこれでもかと言う程ピッタリで僕はAさんが来るまで頭を抱えるハメになったのだった。
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麻樹子(プロフ) - 他も読みたいのでパスワード教えてください (2022年1月29日 17時) (
レス) id: 680a9bd736 (このIDを非表示/違反報告)
三篠(プロフ) - あやたかさん» コメントありがとうございます(;_;) チャンソンくん、かっこよさとかわいさ兼ね備えた最強くんですよね… 仕事が繁忙期で最近更新できてないのですが完結まで頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2021年12月24日 22時) (レス) id: 01d54e2d50 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - めっちゃいいお話です！！やっぱりチャンソンかっこいいし、可愛いですよね……！！ (2021年12月23日 7時) (レス) id: da5fb91e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三篠 | 作成日時：2021年9月15日 15時
