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ｼﾞｮﾝｳ｢ねぇ、A」
｢ん？」
ｼﾞｮﾝｳ｢そろそろ前に進んだら」
｢前に進むって」
ｼﾞｮﾝｳ｢もう３年だよ」
３年‥‥
ｼﾞｮﾝｳ｢あの人が結婚して
もう３年もたったんだよ」
｢そんな大きな声出さなくても聞こえてる」
ｼﾞｮﾝｳ｢だってAが
いつまでも過去の男引きずってるから」
｢別に引きずってないし」
ｼﾞｮﾝｳ｢じゃあ何で
この前もバイト先の人からの告白断ったんだよ」
｢誰から聞いたの？」
ｼﾞｮﾝｳ｢ヘチャンから聞いた」
｢あいつ本当口軽いんだから」
ｼﾞｮﾝｳ｢なぁ‥‥A」
｢ん‥」
ｼﾞｮﾝｳ｢あの人との事は本当に辛かったと思うけど
それだけの人だったってことだろ」
｢分かってる‥‥
分かってるけど、あんま彼のこと悪く言わないで」
ｼﾞｮﾝｳ｢はぁぁ〜 まったくAは
あの人に甘すぎなんだから」
｢仕方ないでしょ
めちゃくちゃ好きだったんだから」
ｼﾞｮﾝｳ｢呆れた
いまだに未練タラタラなんだけど」
｢うるさいなぁ
ジョンウは、そろそろ仕事行く時間でしょ」
ｼﾞｮﾝｳ｢ふんだっ、そんな態度とるなら
次の休みケーキの食べ放題付き合ってやんないから」
｢ちょ‥そんなこと言わないでよ」
ｼﾞｮﾝｳ｢じゃあ、ちょっとは俺の言葉に聞く耳もってよね」
｢分かってるよ」
‥‥分かってる
心配してくれるジョンウの気持ちも全部
ジョンウには本当に申し訳ないと思ってる
‥‥けど
なかなか前に進めないんだ
５年前
私には大好きな人がいた
その人は私より5歳年上で
某有名なアパレル会社の跡取り息子だった
バイト先によくコーヒーを飲みに来てくれていた彼に私が一目惚れした
そんな矢先、奇跡が起こった
｢良かったら付き合ってもらえませんか？」
突然の彼からの告白
｢一目惚れなんです」
そして、すぐに恋人同士になった私達
彼は思っていた通り
とても優しく暖かい人だった
こんな幸せが、ずっと続く
そう思っていた
それなのに
｢今なんて‥‥」
｢ごめん‥
別れてほしい」
｢どうして‥」
｢本当にごめん‥」
彼と付き合い始めて２年目の冬だった
その後、彼が大手アパレルメーカーの社長令嬢と婚約したと週刊誌で知った
当時、同じコーヒーショップで働いていた２つ年上の先輩のジョンウ
ジョンウは聞き上手で
いつも私の相談を親身に聞いてくれた
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - ひかるさん» ひかるさんコメントありがとうございます☘️失恋は、とても辛いですが、そんな時にナナみたいな人が現れてくれたら気持ち救われますよね😢優しいコメント本当に励みになります。本当にありがとうございます😢これからも頑張りますね😊 (2023年1月10日 11時) (
レス) id: d336bbe2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - リアルで失恋したので、私の目の前にもナナが現れないかなぁなんて思って見させて頂いてます！無理のない範囲で更新がんばってください！ (2023年1月10日 2時) (レス) @page10 id: 8af556f919 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - ミズキさん» ミズキさんコメント本当にありがとうございます(*^^*)キュンキュンして頂けて嬉しいです。これからも楽しんで貰えるよう頑張りますので宜しくお願いします(*^^*) (2022年8月14日 22時) (レス) id: d336bbe2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - キュンキュンします、見てて面白いです (2022年8月14日 20時) (レス) @page6 id: 9a5f3bc8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2022年8月12日 18時
