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｢あのさ」
ﾍﾁｬﾝ｢もう少し浅めかなぁ」
ブツブツ言いながら帽子の向きを整え始めた
｢ねぇってば」
ﾍﾁｬﾝ｢もうちょい深めの方が可愛いかも」
‥‥ってか
距離近いんだけど
ﾍﾁｬﾝ｢おっ、良い感じ」
｢ヘチャンさぁ」
ﾍﾁｬﾝ｢すいません、これください」
｢は？」
『ありがとうございます』
ﾍﾁｬﾝ｢これ、このままかぶって帰るんで
値札切って貰えます？」
｢ちょっとヘチャン」
困惑している私をよそに
着々とお会計を済ませるヘチャン
『ありがとうございました』
ﾍﾁｬﾝ｢ありがとうございま〜す」
再び手を繋ぎ路地を歩き始めた
｢ちょっとドンヒョク」
ﾍﾁｬﾝ｢えっっ」
｢え？」
ﾍﾁｬﾝ｢久しぶりにドンヒョクって呼ばれた」
｢あぁ」
ﾍﾁｬﾝ｢何回駄目って言っても
ずっとヘチャン呼びだから、もう諦めてたんだけど俺」
｢それは」
ﾍﾁｬﾝ｢けど、やっぱ良いね」
｢え？」
ﾍﾁｬﾝ｢ドンヒョク呼び」
そう言って、屈託のない笑顔で笑うヘチャン
ﾍﾁｬﾝ｢実に良い気分だ」
‥‥イ・ドンヒョク
ﾍﾁｬﾝ｢今後も、その調子で頼んだよ」
強引で‥‥ 人の話は多々スルーするし
いまいち掴めない
‥‥けど
おそらく嘘のない素直な人
ﾍﾁｬﾝ｢ん？」
｢いや‥」
ﾍﾁｬﾝ｢何だよ〜
そんな目で見られたらドキドキするじゃん」
こういう台詞もサラッと言えちゃうし
ﾍﾁｬﾝ｢どうした？」
｢いや‥」
4歳下なんて恋愛対象になるはずない
｢‥‥ありがとう」
そう思ってたのに
ﾍﾁｬﾝ｢え？」
｢これ‥」
キャップを指差し
少し照れくさくて思わず目を逸らした
ﾍﾁｬﾝ｢あぁ〜それ」
｢‥うん」
ﾍﾁｬﾝ｢よく似合ってる」
そんな顔で笑いかけないで欲しい
｢それよりドンヒョクの服見なきゃ」
ドキドキする
ﾍﾁｬﾝ｢おぉ〜見よう見よう」
そして再び繋がれる左手
ﾍﾁｬﾝ｢そう言えば俺、Ｔシャツ欲しかったんだわ」
｢Ｔシャツ？」
ﾍﾁｬﾝ｢俺、夏は基本Ｔシャツばっかなの」
｢分かる‥‥ Ｔシャツ楽よね」
ﾍﾁｬﾝ｢だよな〜」
｢うん」
ﾍﾁｬﾝ｢よしっ、じゃあヌナもＴシャツ買おう」
｢は、私も？」
ﾍﾁｬﾝ｢あっ、あの店良くない？」
またスルー
ﾍﾁｬﾝ｢ほら行くよ」
繋がれた手と一緒に思いきり引っ張られる
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - yさん» コメント本当にありがとうございます❤️キュンキュンして頂けて本当に良かったです🥰ヘチャン大好きなので是非また書かせて頂きますね❤️コメント本当に嬉しいです！ありがとうございました🥰 (12月16日 17時) (
レス) id: d336bbe2f9 (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - 完結おめでとうございます:-)後輩ヘチャン最高でした...最後まできゅんきゅんしながら読ませてもらいました!お時間があれば、是非またヘチャンの小説を書いて欲しいです..🥺これからも応援しています✨ (12月16日 17時) (レス) @page49 id: d6d3271544 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆ様コメント本当に、ありがとうございます😊細かな感想言って頂けて本当に嬉しいです♡更新頑張りますので、これからも宜しくお願いします😊コメント本当に、ありがとうございました♡ (2023年2月4日 7時) (レス) id: d336bbe2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - いつも楽しくドキドキしながら読ませて頂いてます！ヘチャンの優しさのある強引な行動がキュンです...♡無理のない範囲で更新がんばってください♡ (2023年2月3日 23時) (レス) @page40 id: 9c69ea059a (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - jen（読み垢です）さん» jen様♡優しいコメント本当にありがとうございます😊更新遅めなんですが頑張りますね😊コメント本当に嬉しいです♡ありがとうございました😊 (2023年1月30日 11時) (レス) id: d336bbe2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2022年8月9日 18時
