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ある日の午後
｢新規の方ですね｣
『はい。』
｢メンバーズカードをお作りしますので
こちらに簡単に記入して頂いても宜しいですか｣
『分かりました』
基本、常連の多いうちの店に
久しぶりに新規のお客様がやって来た
年齢層高めのお客様が多いうちの店には珍しい
少し若い男性のお客様
珍しいな〜と思いながら
名簿に記入する彼の手元を眺めていると
『住所も書いた方が良いですか？』
真顔でそう訪ねて来た
｢あぁ、もしDMとか届くの嫌だったら
生年月日のとこまでで良いですよ｣
『‥はい』
‥‥1993年の1月12日
｢同級生だ｣
『えっ、』
｢あぁ、いや
私も93年生まれなんで
同級生だなぁ〜って｣
『そうなんですね』
｢じゃっ、ギョンスさん
あちらの席へどうぞ｣
そして、その彼を席まで案内した
｢今日はどうされますか？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢短くして下さい｣
｢短く？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢はい。とにかく短くしてほしいです｣
｢了解しました｣
見るからに真面目そうな
その彼の髪の毛を切り始めた
｢ギョンスさんは
何のお仕事してるんです？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢えっ‥｣
その言葉に一瞬固まるギョンスさん
｢あっ、もしかして
言いにくい仕事でした？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢いや‥｣
｢ごめんなさい。ついお客さんに
いろいろ質問する癖あって
答えなくて良いですよ｣
言いづらい職業なのかもな
ｷﾞｮﾝｽ｢‥です｣
｢えっ？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢‥‥歌手‥ してます｣
｢歌手｣
ｷﾞｮﾝｽ｢いや‥ 歌手なのかな？｣
｢えっ、｣
自分で答えておきながら
少し困惑するギョンスさん
｢ハハッ… とりあえず
歌をうたう仕事なんですね｣
ｷﾞｮﾝｽ｢まぁ…
そんな感じです｣
きっとこの雰囲気だと
ソロシンガーとかかな？
｢けどシンガーさんが
何でうちなんかに？｣
ｷﾞｮﾝｽ｢あ… 実は
僕の知り合いがここの常連みたいで｣
｢へぇ〜 誰だろう｣
ｷﾞｮﾝｽ｢キム.ジョンシンって人なんですけど｣
｢あぁ〜、ジョンシンさん
分かりますよ｣
ｷﾞｮﾝｽ｢その人から紹介されて｣
｢へぇ〜 そうですか｣
ｷﾞｮﾝｽ｢ここで途中出てくるハーブティーが
絶品だって言ってたので｣
｢あぁ〜、実は親戚が
ハーブティーの店やってて
それをうちでカラーリングの合間や
カットが終わった後に
サービスで出してるんです｣
ｷﾞｮﾝｽ｢そうだったんですか｣
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ﾎｼﾎｼ(プロフ) - 節分2322さん» 更新全く出来てなくて本当に御免なさい(；；)更新頑張りますので、もうしばらくお待ち頂けたら嬉しいです(>_<)コメントありがとうございます！ (2021年8月14日 18時) (
レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
節分2322(プロフ) - 更新期待してま〜す^^ (2021年8月14日 16時) (レス) id: 7f1cd931a8 (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - りんさん» りんさん、お久しぶりです(*^-^*)チャンミンとユタ君のラジオ良かったですよね♪りんさんは誰ペンなんですか？(*^-^*)？なかなか更新出来ず御免なさい(；；)いつもメッセージありがとうございます(*^^*) (2021年5月3日 21時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ホシホシさん、チャンミンとユウタくんラジオでなんか良かったですね＾＾ (2021年5月3日 20時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
ﾎｼﾎｼ(プロフ) - りんさん» りんさん、お久しぶりです(*^-^*)べっちゃんのことも忘れないので、またユックリですが更新していきますね(*^-^*)いつもコメント本当にありがとうございます(*^-^*) (2021年2月19日 21時) (レス) id: 48338464e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾎｼﾎｼ
| 作成日時：2019年7月12日 22時
