先生たちにしばられるな！【実話】

生徒会の夏休み イケメン篇 ページ16

「夏休みじゃあー！！！！！」
「花凛うるさい」

はい、夏休みです。
宿題は…多分徹夜コースかな、うん。

この日は、私の志望校のA高の説明会。
兼、生徒会のU.S.A.特訓日。
説明会には、志望校が私と一緒の悠大、広島と一緒に説明会に行き、生徒会の特訓に合流する事になった。

＊

高校へ向かう途中、私は唐突に呟いた。

「怖いんだけど」
「何が？」
「だってさ、A高ってうちの中学の女子の志望者多いじゃん！広島のファンいたら私殺されるじゃん！」
「俺のファンなんていないでしょ〜」

それがいるんです。
広島は優しいし(メンタルやや弱いけど)、見た目も良い部類に多分入るし(メンタルやや弱いけど)、頭も良い。
生徒会の中では、モテる男の代表格と言われている。メンタルやや弱いけど。

「いやー、プロイケメンですもん。モテてますよ」
「師匠もモテてますって！」

※悠大は広島の事を「プロ」、広島は悠大の事を「師匠」と呼び合い、謎の師弟関係を結び、敬語でお互い話しています。

初めは、部活見学。
取り敢えず、放送局に行った。
高校の放送局ってすごい。
発声練習とか。
うちの放送局は...やってるはずないな、うん。

「放送局長〜こんな真面目にやってる？」
「え⁉君局長なの⁉是非A高で放送やってください！」

私がからかうと、高校生に声かけられる悠大(笑)

「図書局も行く？」
「...いいや。その代わり剣道部行っても良い？」

※広島は剣道部部長

「剣道部部長、剣道ってこんな叫ぶの？私広島が叫ぶの想像出来ないんだけど」
「え！剣道部部長なの？高校で是非！入部待ってるね！」

広島も同じく、私にからかわれた事によって超可愛い剣道部マネージャーに声かけられてました(笑)

「花凛にやり返したいけどさ...」
「ふっ、帰宅部の生徒会長強し」

やり返されませんでした(笑)

+++++
本篇関係なさ過ぎでごめんなさい。
私は、殺されることもなく無事生還しました。

帰って来ました！→←ハチマキ争奪戦

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す