48.リベンジしたい君たちよ、 ページ8
劇のあとは、教室展示作品を見る時間。
私は、愛、由梨、泉、いつぞやのケイちゃん(1作目41話に登場)、そして家が近所のあみちゃんと回った。
「あ、そろそろ生徒会集合だ。先行ってるからねー」
「「「「「花凛頑張ってー!」」」」」
「言われなくともね」
私が着くと、まーちゃんが本部席に既にいて、ヤクルトたち自称4組3バカはエンディングステージの準備(でも3人ともステージに上がらないので駄弁ってた)、京ちゃん池ちゃんの吹部コンビはリハやってた。
私は、駄弁ってた3バカのもとに行って聞いてみた。
「私はさ、U.S.A.をテスト勉強削ってまで学祭のために練習したのに、こんな終わりなんて嫌。そこで提案なんだけど…先生に交渉しに行かない?」
「行きたい!リベンジしようよ!」
こんな面倒くさそうなことをやってくれると、最初に声を上げたのは意外にもゆーちゃんだった。
ゆーちゃんも、出来ない組なりに昼休みも練習したもんね。
「確かに嫌だ。広島なんて夏休みから練習してたのにねえ?」
「ヤクルトの言う通りだよ。後悔、したくないもんね。花凛、一緒に交渉しよう!」
ヤクルトも広島も同意してくれたので、いざ出陣。
「山田先生!U.S.A.のリベンジさせてくれませんか!」
私たちの希望は、一瞬にして打ち砕かれた。
「はあ?何言ってんだお前ら。午後のステージ始まるから早く持ち場につけ」
––––––何だったんだろ、今までの練習は。
本部にいるのが辛くなった私は、吹奏楽部のステージが始まっても、ずっと体育館の隅っこにいた。
笹山先生に見つかったが、先生も深く追及はしなかった。
でもこんな所にいても何も始まらない。
そうだ、スポット手伝いに行こう。
という訳で、私はスポット担当のゆーちゃんの元へ行った。
「ゆーちゃん、手伝うことある?」
「こっちは無いんだけどさ…反対側のスポット、今ヤクルトがやってるはずなんだけどさ、全然吹部に当たってないんだよね」
「…行ってくるわ」
その後、強引にヤクルトにスポットを変わって貰いましたとさ。
+++++
もう6日ですね。
年賀状が何人から来ましてね、悠大のがこの作品のシリーズの内容をモロに受けてたので、(無断で)ちょっとお話を。
「学級でも生徒会でも、大変お騒がせ致されました。(以下略)」
うっ…心当たりしかない…
このシリーズ読んでくださってる皆さんなら…わかりますよね?笑
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乱歩君大好き人間(プロフ) - 花時雨さん» 「権力の大暴」じゃなくて「権力の横暴」でしたー←2年前くらいから...手がよく震えるんです←何があった (2019年3月17日 1時) (レス) id: 890e7ee745 (このIDを非表示/違反報告)
花時雨(プロフ) - 冷夏さん» すみません、具体的に何処が駄目なのか教えていただけると嬉しいです。 (2019年2月24日 11時) (レス) id: 0f7013957f (このIDを非表示/違反報告)
花時雨(プロフ) - レンさん» 口出されないのに越した事はないです!うちは円陣組もうとして、担任に逆に文句言われました笑 (2019年2月24日 11時) (レス) id: 0f7013957f (このIDを非表示/違反報告)
花時雨(プロフ) - 小悪魔さん» 団結力を高めるのには良い先生だったかもです…笑 (2019年2月24日 10時) (レス) id: 0f7013957f (このIDを非表示/違反報告)
花時雨(プロフ) - 乱歩君大好き人間さん» 「権力の大暴」にめっちゃ共感できました!もう卒業なんで、暴れ倒しますよ笑 (2019年2月24日 10時) (レス) id: 0f7013957f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花時雨(元カモミール。) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chamomile-7th/
作成日時:2018年12月19日 23時