27. 幸せな朝 ページ27
シム常務「昨夜のお前は可愛かったぞ」
A「そんなこと言わないで下さい！恥ずかしいです」
シム常務「・・・・・。」
常務は少し考えているようで
A「？？？」
シム常務「お前、さっきから何だよ」
A「何がです？」
シム常務「ずっと敬語じゃねぇか」
A「だ、だって常務ですよ？」
シム常務「恋人同士で敬語使って、その上常務って呼ぶのか？」
A「こ、恋人？」
シム常務「違うのかよ」
ブンブンと頭を振り
A「私、常務の恋人でいいんですか？」
シム常務「何を今更・・・あれだけ好きだと何回も言っておいて」
思い出しただけで顔が火照る。
A「そ、そうですけど///」
シム常務「２人の時は敬語禁止。常務と呼ぶのも禁止」
A「努力してみます」
シム常務「よろしい。じゃ、もう１度やり直し」
A「えっ？」
覆い被さり、すぐにキスの嵐。
A「ま、待って」
シム常務「待たない」
A「じょ、常務」
シム常務「常務じゃない」
A「し、シムさん」
シム常務「はっ？」
思いっきり睨まれた。
A「チャ、チャン・・ミン・・さん」
シム常務「はっ？」
またまた睨まれて
A「チャ、チャン・・ミン？」
シム常務「もう１度」
A「チャン・・ミン？」
シム常務「何で疑問形になる」
A「何となく？」
シム常務「早く言え」
A「チャンミン///」
シム常務「よし、ご褒美をやろう」
A「あのっ！常務だって私の事、名前で呼んでないじゃないですか。ズルいです」
シム常務「ああっ？」
思いっきり鋭い視線。
シム常務「また敬語に常務かよ」
A「す、すみません」
シム常務「俺はいつでも言えるぞ。ベッドの中でならな」
A「キャッ」
再び抱き寄せられ唇を塞がれた。
A「んんっ」
シム常務「その声可愛いな。もっと聴かせろ」
A「や、恥ずかしい」
シム常務「俺のこと好きなんだろ？」
まっすぐな瞳で見つめられると、素直にならざるを得ない。
A「好き」
シム常務「可愛いなお前は」
A「大好き」
シム常務「A、好きだ」
その艶っぽい声でAと呼んでくれる。
それだけで幸せ。
恋人同士になって初めて迎える朝が、こんなにも幸せなのかとしみじみ思った。
これからずっとこんな幸せな朝が続くと思っていた。
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アイラ(プロフ) - お疲れ様でした。久しぶりなので 最初から読み返します！楽しみ＼(^o^)／ (2019年9月19日 1時) (
レス) id: 91caf3041c (このIDを非表示/違反報告)
マミン(プロフ) - またシム家の仲間たちの続編見たいなーって何年たっても思います^_^ (2018年11月27日 22時) (レス) id: 0cd15f1a61 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - えー！ ちゃみゆうさんだったのですか！（今頃 (^◇^;) ）本当に嬉しい驚きです。最近、ずっとそばに…を読み返していたところだったので、本当にびっくり。私の癒しです。今回も、本当に最高でした。 (2018年10月1日 23時) (レス) id: e8772f8a7c (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - ゆうさん» またまた読み返して来ちゃいました(^^♪常務チャンミン最高だったぁ(((^-^)))再度！ありがとうございましたぁ(^O^) (2018年9月23日 23時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - makimakiさん» 楽しんでくれましたか。良かった！ありがとうございました！ (2018年9月23日 16時) (レス) id: 9fc478c7b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2018年1月9日 23時
