24. 本命は・・・ ページ24
激しいキスで、眩暈を起こしそうになるくらい、
酸素が不足した。
やっと唇が離れて
A「はぁはぁ・・」
肩で息をして
A「じょ、常務、どう・・して」
まだ乗務にきつく抱きしめられたままで、
唇を少しだけ離しただけの距離。
ぐっと常務の胸を押してみたが、
逞しい身体はそんな力ではビクともせず、
逆に一層強く抱きしめられた。
A「ゆ、由美さんは・・・由美さんが本命じゃなかったんですか」
シム常務「はっ？俺に本命なんかいない」
A「いないって・・・」
じゃあ、何？
全員何とかフレとか？
シム常務「おい、よく聞け」
A「は、はい？」
シム常務「いるとすれば・・・」
A「いるとすれば？」
ドキドキ・・・
だ、誰？
この状況で知らない女の名前なんか言われたら、
もう立ち直れない。
常務はいつもの悪そうな薄笑いを浮かべ
シム常務「お前だ」
A「えっ？」
シム常務「どうやらお前に惚れたみたいだ」
A「わ、私？」
シム常務「この俺を惚れさせたんだから、お前は大した女だよ」
A「う、嘘・・・ですよね」
シム常務「嘘じゃない」
A「し、信じられない」
シム常務「それならこれからお前の身体に分からせてやるよ」
私を好き？
うそ・・でしょ？
A「ほ、ほんとに？」
シム常務「残念ながらそのようだ」
ニヤリと笑う。
A「も、もう一度言ってください」
ちゃんと聞きたい。
そう思ったのに、
返ってきた言葉は
シム常務「いやだね」
A「ええーっ！」
シム常務「お前が言ったら俺も言ってやるよ」
A「さっき言いました」
さっきは弾みで言ってしまったけど、
改めて言うとなると、恥ずかしいから言えない。
シム常務「じゃ、俺も言わない」
A「ずるいです」
シム常務「お前もずるいだろうが」
A「もう一度ちゃんと聞きたいです」
シム常務「じゃ、ベッドの中で言ってやるよ」
A「え・・・」
考える隙など与えてくれない。
すぐに押し倒される。
上から見下ろす瞳は、いつもの冷徹な瞳ではなくて、
熱を帯びて色っぽくて
その目で見つめられるだけで、女の部分が熱くなる。
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アイラ(プロフ) - お疲れ様でした。久しぶりなので 最初から読み返します！楽しみ＼(^o^)／ (2019年9月19日 1時) (
レス) id: 91caf3041c (このIDを非表示/違反報告)
マミン(プロフ) - またシム家の仲間たちの続編見たいなーって何年たっても思います^_^ (2018年11月27日 22時) (レス) id: 0cd15f1a61 (このIDを非表示/違反報告)
jumpana(プロフ) - えー！ ちゃみゆうさんだったのですか！（今頃 (^◇^;) ）本当に嬉しい驚きです。最近、ずっとそばに…を読み返していたところだったので、本当にびっくり。私の癒しです。今回も、本当に最高でした。 (2018年10月1日 23時) (レス) id: e8772f8a7c (このIDを非表示/違反報告)
makimaki(プロフ) - ゆうさん» またまた読み返して来ちゃいました(^^♪常務チャンミン最高だったぁ(((^-^)))再度！ありがとうございましたぁ(^O^) (2018年9月23日 23時) (レス) id: 15860040e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - makimakiさん» 楽しんでくれましたか。良かった！ありがとうございました！ (2018年9月23日 16時) (レス) id: 9fc478c7b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2018年1月9日 23時
