7 過保護 ページ7
ジムに着いて
A「終わる頃に迎えに来るから電話して」
CM「いいよ、来なくて。１人で帰れる。それに明日から忙しくなるんだから、Aは家でゆっくりしてて」
そう・・・
いよいよ、ソロ曲のレコーディング、ＰＶ、ジャケット撮影と本格的な活動が始まるのだ。
CM「本当に迎えに来なくていいからね。じゃ、行くよ。ありがとう」
念をおして、ジムへと消えた。
家で湿布を貼って、のんびりしながら時計を見た。
そろそろ終わる頃かな？
可愛い弟の為、過保護な私はやっぱり迎えに行ってしまう。
再び車を出して、ジムへ向かった。
生憎、駐車場は満車。
仕方なく、近くの駐車場に停めた。
車から降りようとしたら、ポツポツと雨が降り出してきた。
あれ？
今日、雨降るって天気予報で言ってたかな？
傘、傘・・・
常時、車の中に置いてある傘は１本だけ。
まっ、いいか・・・
ジムへ入って行くと、チャンミンはまだトレーニング中だった。
集中しているようだから、気づかれないようにそっと入って、椅子に座って待った。
暫く見ていると、私の熱い視線に気づいたようで、こちらを見た。
えっ？っていうような、何でいるの？っていうような顔でこちらを見たが、すぐに私の好きな笑顔になった。
ちょっと右目が細くなってくしゃっと笑う顔。
なんとも言えないくらい可愛い。
ふふっ
自然に私の顔が緩んだが
「こんにちは」
予想したいなかった方から聞こえてきた声に、我に返った。
声の方を見ると、昨日のトレーナーだった。
A「あっ、こんにちは。いつもお世話になっています」
トレーナー「今日はやらないんですか？」
人懐こそうな笑顔で聞いてきた。
A「はい。やりたいのは山々なんですけど、昨日ので全身筋肉痛になりまして(苦笑)」
そう言うと、トレーナーは可笑しそうに笑った。
トレーナー「いきなりやるからですよ」
A「そうですよね。普段、怠けてるから筋肉も衰えてるんですね」
トレーナー「治った頃にまた始めてみては？筋肉を傷めない程度に定期的に鍛えるといいですよ。今度お教えしますから、声をかけてください」
A「ありがとうございます」
話していると、今の今、トレーニングしていたチャンミンが、いつの間にか目の前にいた。
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
