6 彼女はいらない ページ6
翌朝、ベッドから起きようとしたら
A「いたたたたっ」
全身筋肉痛。
身体中がギシギシいって悲鳴をあげた。
それだけ普段筋肉を使ってないっていうことか・・・
A「よいしょっ」
起き上がると同時に携帯が鳴った。
A「もしもし」
CM「おはよう、A」
A「チャンミン？どうしたの？まだジムには早いわよ」
CM「Aが起きれたかなと思って」
A「起きれるわよ。当たり前でしょ」
CM「いや、全身筋肉痛で起きれないんじゃないかと思って・・・」
うっ・・・
図星すぎて言葉が出ない。
反論してこない私に納得した様子のチャンミン。
CM「今日は僕１人で行くからAは寝てていいよ」
A「えっ？いいわよ。送っていくわ」
CM「いいって・・・寝てて。じゃあね」
そう言って一方的に切った。
何よ、もう・・・
すぐ甘えてくるくせに、こういう所はちゃんと気を使って優しい所もあるのよね。
ちょっと嬉しい。
でも・・・
やっぱり心配。
急いで支度をして車を出して、チャンミンのマンションへ向かった。
すると、ちょうど玄関から出てくるチャンミンが見えた。
ちょっと遠目に見えたチャンミン。
やっぱり身体が一回り大きくなってる。
身体つきが変わったとは思ったけど、少し遠目に見るとやっぱり逞しくなってる。
クラクションを鳴らすと、こちらに気づいたチャンミンは、一瞬ビックリしたがすぐに嬉しそうに手をあげた。
車まで走ってくると、大きな身体を助手席に滑り込ませてきた。
CM「寝てていいって言ったのに」
そう言いながらも嬉しそう。
A「うん、でも心配だから」
CM「心配？」
A「ファンに見つかって騒がれるかもしれないし、チャンミンを狙ってるどこかのお姉ちゃんに捕まるといけないし」
CM「何それ」
A「中にはあなたを利用しようとして近づいてくる悪い女もいるってこと」
CM「僕そんなの興味ないし」
A「売名目的で近づいてくる女には気をつけてよね」
CM「分ってるよ」
A「今は大事な時期だからダメだけど、いつかは彼女欲しいよね？いい子と出会えるといいね」
CM「そんなのいらない。Aだけいればいい」
A「えっ？」
聞き返そうとしたら、チャンミンは顔を背けて窓の外を眺めている。
な、何？今の・・・
まさか女の子に興味ないってことないよね。
確か、韓国では彼女がいたということは聞いたことがあるんだけど・・・
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
