36 助けて ページ36
何？
今の・・・
チャンミンが私を好き？
噓でしょ？
車を走らせ自分の家へと急いだ。
嘘だ、嘘だ。
何かの間違いよ。
チャンミン、最近忙しかったから頭がおかしくなったんだわ。
きっとそうよ。
うん、そうだ。
オフ入れてあげないと・・・
必死に間違いだと思い込もうとした。
部屋に入って、さっきの状況を頭から消そうとわざと慌ただしくお風呂に入り、テレビを見ながらビールを飲んだ。
でも、テレビの音は全然入ってこない。
映像も入ってこない。
テレビの画面にあのキスがチラチラと映る。
どうやってもあの激しいキスが頭から離れない。
チャンミンが言った「好きなのに」の言葉が耳から離れない。
もう、ダメ！！
携帯を取って電話をかけた。
A「すみませんが、チョン・ユンホお願いしたいのですが、取り次いでいただけますか？」
兵役中のユノに助けを求めた。
ユノ「もしもし、A？どうしたの？元気にしてる？」
あ〜、ホッとするな、ユノの声って・・・
A「うん、元気だよ。ユノは？風邪ひいてない？苛められてない？」
ユノ「苛められてないって子供じゃないんだから(苦笑)」
A「そうだよね。ごめん。なんか心配になっちゃって」
ユノ「相変わらず人の心配ばっかりしてるね。それでどうしたの？」
A「ユノ〜、助けてよ〜」
ユノ「何？チャンミンのこと？何かミスした？」
A「違うよ。チャンミンは凄く頑張っててドラマも好調なの」
ユノ「それなら良かった。それで何を助けてなの？」
優しい声が胸に響いて、ユノには何でも話したくなる。
A「チャンミンが・・・」
さっきのことを一部始終話した。
キスされたことは省いて・・・
話し終えると
ユノ「な〜んだ、そんなこと？(笑)」
電話の向こうでゲラゲラ笑っている。
A「笑いごとじゃないんだけど」
ユノ「A、気づくの遅すぎ(笑)」
A「えっ？」
ユノ「鈍すぎる。チャンミンはずっと前からAのこと好きなのに、Aは全然気づかないんだもん」
A「知ってたの？」
ユノ「チャンミンを見てれば分かるよ。いつもAを目で追ってた」
A「知らなかった」
ユノ「知らなかったのはAだけだよ(笑)」
そう言ってまた笑いだした。
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
