31 音の正体 ページ31
テーブルに衝撃音が響いて、みんなビクッとなった。
一斉に音がしたテーブルを見ると、ビールのジョッキが置かれて、泡が衝撃で飛び散っている。。
すぐに低い声が聞こえて来た。
「お疲れ様です」
あれ？
聞き覚えのある声・・・
見上げると
A「チャンミン！」
不機嫌な顔でAの隣にドスンと座った。
藤木「チャンミン、お疲れ様」
CM「お疲れ様です」
加藤「あっ、初めまして。加藤と言います」
A「こちら、藤木のアシスタントやってるんですって」
CM「そうですか。初めまして。チャンミンです」
ギロッ睨んだ。
何で睨む？
チャンミンは、自分で持ってきたビールをグビグビッと一気に飲んで、
CM「A、打ち上げ終わったから帰ろう」
A「えっ、待ってよ。まだご飯食べ終わってないのよ」
お酒が飲めないから食事をしていた。
CM「待ってるからとっとと食べて」
A「ご飯くらいゆっくり食べさせてよ」
CM「Aは、ノロマなくせにおしゃべりだから言ってあげてるんだよ」
A「失礼ね！誰がノロマよ」
CM「しゃべってる暇があるならさっさと食べて」
言い合っていると、「クスッ」と笑う声が聞こえて
加藤「お２人、面白いですね。呼吸が合ってるというか仲がいいんですね」
そう言うと、鼻で笑うチャンミン。
CM「めちゃくちゃ仲いいですよ。僕達には僕達しか分からないものがあるのでね。他人が入る隙が無いほど、僕達の関係は深いです」
A「ちょっと、誤解されるような言い方やめてよ(汗)」
CM「ほんとのことです。僕達は一心同体ですから」
シラッと言うから始末が悪い。
CM「ほら、早く食え」
A「そんなに急かさないでよ」
そんな２人を見て
加藤「チャンミンさんはいいですね」
CM「はい？」
加藤「こんな綺麗な方がいつもそばにいていくれるなんて・・・羨ましいです」
CM「チッ・・・」
小さく舌打ちをして、
CM「そうです。この人は綺麗な上に仕事もできるから、この先もずっと僕のマネージャーです。どんな引き抜きが来ても、例えどんな男が誘惑しようと、手放す気はありませんから」
再びギロッと睨んだ。
だから何で睨むのよ！
その目が怖いんだってばっ！
破壊力抜群なんだから。
ほら、ビビッてるじゃないの！
嫌な空気を感じていると、
「あの〜、チャンミンさん」
背後から呑気な可愛い声が聞こえて来た。
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
