25 コーヒー ページ25
嬉しくって一気に話し始める。
A「恋愛ものだって！キスシーンもあるらしいわよ。映画のオファーも来てるって！最近のチャンミンって大人の男って感じだもんね！良かったね！」
嬉しくて飛び跳ねながら言うと、チャンミンは黙り込んだまま。
A「どうしたの？」
CM「Aは嬉しいの？」
A「当たり前じゃない！嬉しいに決まってる。チャンミンは嬉しくないの？」
CM「Aが嬉しいならそれでいいよ」
A「？？？」
何でそんな顔するのよ。
嬉しくないの？
ジッと見ていると、チャンミンの手が伸びてきて
CM「子供みたいに飛び跳ねるから・・・」
そう甘く低い声で囁いて、乱れた髪をそっと直して耳にかけてくれた。
チャンミンの指が耳に触れて、ビクッと反応してしまう。
A「あ、ありがとう。あっ、ほ、ほら、時間がなくなる。早く支度して(汗)」
こっちはドキドキしているのに、チャンミンはのんびり時計を眺めて
CM「あー、じゃ、ジャワー浴びてくる」
A「じゃ、車の中で待ってるから」
出て行こうとすると、手首を捕まえられ
CM「ここで待ってて。コーヒー入れてあげる」
A「いいよ」
CM「いいからそこに座って」
腕を掴まれたままソファに連れていかれて、座らされた。
パジャマのままコーヒーを入れてくれて
CM「はい、どうぞ」
A「ありがとう」
すぐにシャワーに行くのかと思ったら、じっとAを見ている。
A「？？？」
飲めってこと？
一口飲んで
A「あっ、美味しい〜！」
本当に美味しかったから正直に言うと
CM「良かった。これからは毎日早くここに来て、僕のこと待ってて。そしたら毎日Aにコーヒーいれてあげる」
そんなこと、もし好きな人に言われたらイチコロなんだろうな・・・
A「ふふっ」
思わず笑うと、ちょっとムッとした顔で
CM「何笑ってんの？本気なんだから。ちゃんと明日から早く来てよ」
そう言い残してシャワーを浴びに行った。
何、ムキになってるのよ・・・
それからは、本当に毎日早めにチャンミンのマンションに来させられた。
支度ができるまで、チャンミンが入れてくれるコーヒーを飲みながら待つことが日課になってしまった。
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
