22 恥ずかしい ページ22
やっと唇が離れて、酸欠状態から解放されたかと思ったら、すぐに頭ごとギュッと抱きしめられた。
Aの小さな体が、チャンミンの逞しい胸の中にすっぽりと収まった。
苦しいほど抱きしめられて、また息ができない程。
抱きしめられながら、チャンミンの息遣いが耳元をかすめる。
掠れた声で名前を呼ばれた。
何度も・・・
その声すら艶めかしくて、身体の奥が熱くなってくる。
一瞬、チャンミンに抱かれたいと思ってしまった。
年下相手にまずい。
しかもチャンミンにって・・・
チャンミンは、尚もAの名前を呼びながら更に強く抱きしめた。
チャンミンの色気にやられて、脳がおかしくなりそうだ。
どんな風に撮影されたのか分からなくなるほど、チャンミンに包まれ色気に酔いしれた。
どれだけの時間が経ったのか分からない。
オッケーの声で、やっと夢から覚めた感覚。
そっと目を開けると、まだ色気だだ漏れのチャンミンの顔が目の前にあった。
CM「A・・・」
呼ぶ声は、まだ色っぽくて胸がキュンとなった。
トロンとしているAを心配そうに除くチャンミン。
A「大丈夫」
そう言ったが、身体はもうフニャフニャ。
その場で崩れ落ちそうになった。
CM「A！」
すぐにチャンミンが抱きとめ、再び色気だだ漏れのチャンミンの胸の中。
A「だ、大丈夫だから(汗)」
CM「初めてで緊張したんだね」
A「うん、見てるのとは大違いね」
そういうのがやっと。
これ以上くっついていられない。
すぐに離れた。
気恥ずかしくて目も合わせられない。
スチール写真のチェックに入ると同時に、どよめきが起こった。
「想像以上にいいぞ！インパクトが凄い！」
藤木「チャンミン！A！見てみろよ」
藤木に呼ばれて覗き込むと
A「ひゃっ！」
あまりに衝撃的で変な声が出た。
うわっ。これ、私？
顔が真っ赤になるのが自分でも分かった。
チャンミンも赤くなっている。
私たちを見て坂口さんが笑う。
坂口「物凄い色気と切なさが出てるだろ？それなのにいやらしさがない」
藤木「こんなの初めて撮ったよ。いい出来だ」
２人とも満足そうだ。
でも、恥ずかしくてこれ以上見てられない。
チャンミンの顔も・・・
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
