21 嫌じゃない ページ21
再びチャンミンの顔が近づいてきた。
うわっ。
間近で見ると彫刻みたいに綺麗・・・
顔を少し傾けた顎のラインが色っぽい。
焦点が定まってないような薄目の色気が半端じゃない。
さっきのダンスの時とはまた違う色気。
そして半開きの唇が艶めかしい。
その艶めかしい唇が動いた。
えっ？
何？
CM「A・・・目閉じて」
あっ・・・
そうだった・・・
チャンミンの色気に圧倒されて、目をぱっちり開けてガン見していた。
慌てて目を閉じると、またふっと優しく色っぽい含み笑いが聞こえたかと思うと、チャンミンの長い指がAの頬をスッと撫でた。
徐々に温もりが頬をつたう。
その指が顎に移り、そっと持ち上げられた。
指先からチャンミンの優しさが伝わるようだ。
触れられることが全然嫌じゃない。
ふと温かいものが額に触れ、離れたかと思うと今度は頬に・・・
そして唇に触れた。
キス？
ほんとにキスしたの？
した振りでいいんじゃないの？
目を開けてみたいけど、ジッとしてろって言われたし・・・
目を瞑ったままでいると、またそっと唇が重なった。
優しいキスが心地よい。
でも、これスタッフのみんなが見てるのよね。
そう思ったら急にドキドキしてきた。
どうしよう・・・
チャンミンの唇が離れた・・・と思ったら、
CM「A・・・首に腕回して」
A「えっ？」
うっすらと目を開けると、そこには妖しく美しい顔があって、慌てて目を逸らして
A「う、うん(汗)」
おずおずと腕を伸ばしてチャンミンの首に回したが、背が高すぎて踵をあげないと届かない。
クスッと笑うチャンミン。
ダメ。
今、目を合わせたら、妖しい色気に一気に心が持っていかれそう。
目を合わせない代わりに
A「ふぅ」
小さく息を吐くと、またクスッと笑うチャンミン。
CM「しょうがないな、Aは・・・おチビさんで(笑)」
片眉をあげて呟きながら、身体を屈めてギュッとAの身体をきつく抱きしめた。
A「っ！！！」
そして、今度は荒々しいキスをした。
うそっ！
な、何で？！
ダンスで女の子にしてたキスとは全然違う。
情熱的なキスでビックリしたけど、それ以上の蕩けるような、意識が全部持っていかれそうなほどのキス。
息ができない。
ダ、ダメ・・・
腰が砕けそう・・・
こんなキス、いつの間に覚えたの？
誰と？
知らないキスの相手に嫉妬？
まさか？
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
