2 甘えん坊 ページ2
ユノの入隊で残されたチャンミンは、日本でソロとして活動することになっている。
ユノを見送り、再び日本へ向かう飛行機の中。
CM「A〜」
隣の席に座っているチャンミンが、甘えた声で私の肩に顎をちょこんと乗せてきた。
A「ちょっとやめてよ。誰かに見られたらどうするのよ」
CM「みんなAがマネージャーだって知ってるよ」
A「知らない人の方が多いのっ！」
肩を揺らしてどかそうとすると、今度は頭を肩に乗せてきた。
A「何甘えてるのよ！ユノがいなくなって急に寂しくなっちゃったんでしょう？」
そう言うと、頭を起こして、なぜかふてくされたような口元で、恨めしそうに私を見た。
A「何？」
CM「これからはAと２人っきりだね」
ちょっとはにかんで言った。
その顔が、まだ少年のような面影を残していて可愛い。
ちょっとだけキュンとした。
A「そうよ。ユノがいない間、東方神起の名前を守っていくのはチャンミンなのよ。ユノが頼んだよって言ってたでしょ？私もマネージャーとして全力で支えていくわ」
CM「うん、僕、頑張るから、Aはずっと僕のそばにいてくれる？」
A「大丈夫よ。ちゃんとそばにいて見てるから」
CM「分かった。Aがそばにいてくれるなら、僕頑張れる」
可愛いこと言ってくれる。
ちょっと顔がニヤけた。
ユノと日本で活動することになった時のチャンミンは、誰にも心を開かなかった。
ユノは、ひたすら前向きで男らしくて頼もしい。
明るくて誰とでも打ち解ける。
一方チャンミンは、人見知りで礼儀正しいが、打ち解けるまで時間がかかる。
いつもユノの１歩後ろにいて、控えめであまり自分の意見を言わなかった。
何を考えているか分からないような子だった。
私より３歳下のまだ少年ぽさが抜けないチャンミンを見ていると、放っておけなくてつい世話をやいてしまった。
そのうち、チャンミンは私には心を開くようになって甘えるようになった。
Aがそばにいてくれるなら頑張れる・・・・
なんて言われると、また私の中の母性本能をくすぐられる。
でも、いつまでたっても可愛いチャンミンではいられない。
年齢に合わせて成長させていかなければ、マネージャーとして失格だ。
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かえる(プロフ) - 無事くっついてくれてよかったです♪お話が終わりですか…寂しいです(T^T)こちらこそありがとうございました (2017年1月15日 19時) (
レス) id: c3cb7c4659 (このIDを非表示/違反報告)
ｻﾏﾕｶ(プロフ) - ありがとうございました 終わるの残念です あれから１年…とかありますよね？楽しみにまってますo(^-^)o (2017年1月15日 8時) (携帯から) (レス) id: ed0ecec96d (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - お疲れさまでした。ちゃみゆうさんのお話し大好きです！ゆっくりでも、すぐ？でも待ってます。身体に気をつけてください。 (2017年1月15日 8時) (レス) id: 99f015b09d (このIDを非表示/違反報告)
惺華(プロフ) - お疲れさまでしたm(。_。)mとても楽しみに拝見してました。また次回作、のんびりゆっくり楽しみにしていますね(*^^*) (2017年1月15日 5時) (レス) id: 9e37672c80 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 気持ちが通じ合った途端、チャミが可愛い！私も思ってしまいました〜(笑)次回作は別名で？こっそりヒントなんぞ置いて頂ければ嬉しいな〜 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 7b9358613b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2016年9月9日 23時
