4 冷たい言葉 ページ5
３人がこれから住むマンションに着いた。
着くとすぐに家の中を確認した。
玄関から入って廊下を挟み、右手にAの部屋。
左手が広々としたリビングとキッチン。
廊下を真っ直ぐに行くと、右手にバスルーム、洗面所。
そこを通り過ぎると、突き当りがチャンミンの部屋。
左手がユノの部屋になっていた。
ユノ「取りあえず、自分の部屋を片付けよう」
それぞれの部屋に行き、片付けが始まった。
Aは、自分の部屋の片づけは早々に終わらせて、キッチンに向かった。
買い出しに行くためのチェックだ。
買うものをメモしていると、ユノとチャンミンがリビングにやってきた。
A「これから買い出しに行ってきますが、何か必要なものありますか？」
ユノ「う〜ん、何だろう？あっ！ビール！！」
A「ビールですね。チャンミンさんは？」
CM「ミネラルウォーター」
ぶっきらぼうに言う。
A「わかりました」
ユノ「重くなるから僕も一緒に行くよ」
A「ダ、ダメですよ！(汗)ファンに見つかったら大変です。私１人で行きますから、家で待ってて下さい」
ユノ「だってビールとミネラルウォーターだよ？重いよ」
A「大丈夫です。こう見えても力持ちなんです」
ユノ「でも・・・」
心配そうなユノ。
CM「大丈夫って言ってるんだから、いいじゃないですか、１人で行ってもらえば・・・」
言い放つ言葉は冷たいが、表情までも冷たい。
A「あ、あのっ・・・何か食べたいものありますか？」
ユノ「えっ？作ってくれるの？生活面も見てくれるって本当なんだ」
パッと明るい顔になった。
CM「本当に料理できるのか？」
こちらはまた冷淡に言う。
イチイチカチンとくるコイツの言葉。
人を怒らせる天才か？
A「一応、女の子ですから！(怒)」
CM「ふ〜ん、ならお手並み拝見だな」
くそーーーっ！
ムカつく！
ユノ「僕、何でも食べられるから何でもいいよ。楽しみにしてる(笑)」
A「はい」
ユノは優しい。
A「じゃ、行ってきます」
ユノ「行ってらっしゃい。気をつけて」
CM「・・・・・。」
無言で見下ろす目が冷たい。
Aは車でスーパーへ向かった。
車を運転しながら、チャンミンの顔が浮かんだ。
何であんなに冷たいんだろう。
言い放つ言葉も表情も・・・
氷のようだ。
感情がないのかと思うくらい・・・
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hiro(プロフ) - すごく面白かったです。次も楽しみです。 (2015年9月5日 23時) (
レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
リサ - めちゃくちゃ面白い！続き気になります (2014年12月30日 12時) (レス) id: 6406e5e084 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 面白すぎます^_^一気に読んでしまいました。続き楽しみです。 (2014年11月6日 19時) (レス) id: 7f983b2a68 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 東方神起が大好きです。 皆さんとお話したいのですが…。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 小説読ませてもらいました！言うべきか迷ったのですが…。３５の話で綾乃が綾香になってました。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2014年8月19日 17時
