34 反撃 ページ36
チャンミンの横を通った時、チャンミンからふわっと甘い香水の香りが鼻をかすめた。
彼女の香水？
抱いてきたんだから、そりゃうつるわよね。
何かイラッとくる。
リビングから出ようとするAの後ろから聞こえてきた言葉、
CM「次からは起きて待ってるな！」
偉そうな言い方にプツンとキレた。
振り返って
A「誰が待ってるって？待ってなんかいないわよ！自意識過剰男！！」
CM「はっ？」
な、何だ？
アイツ・・・
初めてのAの反撃にポカンとしていると
A「アホ面すんな！」
CM「なっ！」
チャンミンがAに言っていた言葉を突然言われ、何も言い返せなかった。
何か、腹立つのよね。
アイツ・・・
翌朝もイラつきを持ち越して、食事の支度をしていると、珍しくユノが先に起きてきた。
ユノ「おはよう、A」
A「おはよう」
ユノには笑顔で言える。
ユノ「あれ？チャンミンは？」
A「まだ起きてこないのよ、アイツ」
ユノ「ア、アイツ！？」
A「起こしてきてくれる？」
ユノ「う、うん」
何だか、Aの様子がおかしい。
ユノが起こしに行って、やっと起きてきたチャンミン。
CM「おはようございます」
A「おはよう」
今日は、チャンミンには笑顔にはなれない。
ニコリともしないA。
CM「？？？」
ユノ「いただきま〜す」
ユノは、朝からしっかり食べているが、チャンミンはまだボーッとしている。
A「サッサと食べて！遅くなる！」
CM「・・・・・。」
A「毎晩フラフラしてるから起きられないのよ！今度から起きてこないならご飯抜きだから！」
CM「・・・・・。」
ユノ「あ、あの・・・A、何かあったの？」
今日のAには逆らえない雰囲気があった。
A「別に何も・・・チャンミンが夜遊びばっかりするから、気をつけてもらわないと！」
ユノ「そうだよ、チャンミン。もう、写真撮られないように気をつけてよ」
CM「・・・・・。」
A「自覚がないのよ！チャンミンは！」
ユノ「・・・・・。」
CM「・・・・・。」
朝からかなりイライラしているAに圧倒される２人。
ボソボソと小さな声で
ユノ「チャンミン、何かAに言ったの？」
CM「別に何も・・・」
A「サッサと食べなさい！置いていくわよ！」
ユノ「はい」
CM「・・・・・。」
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hiro(プロフ) - すごく面白かったです。次も楽しみです。 (2015年9月5日 23時) (
レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
リサ - めちゃくちゃ面白い！続き気になります (2014年12月30日 12時) (レス) id: 6406e5e084 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 面白すぎます^_^一気に読んでしまいました。続き楽しみです。 (2014年11月6日 19時) (レス) id: 7f983b2a68 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 東方神起が大好きです。 皆さんとお話したいのですが…。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 小説読ませてもらいました！言うべきか迷ったのですが…。３５の話で綾乃が綾香になってました。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2014年8月19日 17時
