33 部屋の灯り ページ35
Aは家に帰りお風呂に入って、リビングでスケジュールのチェックを始めた。
チャンミンの事で、朝早く叩き起こされかなり寝不足だ。
それでなくても毎日寝不足なのに・・・
瞼が重い。
眠い。
眠い。
でも、チェックしておかないと・・・
ダメだ、眠い。
ちょっとだけ・・・
ちょっとだけ寝て・・・起きたら・・・
メガネを取ってテーブルに突っ伏した。
ほんの少し寝るつもりが、あっと言う間に爆睡。
夜中に帰ってきたチャンミン。
玄関からすぐのAの部屋からは、灯りが漏れていない。
さすがに今日は寝たのか・・・
なんだ・・・
ホッとしたような寂しいような・・・
えっ・・・
ま、まさか！？
寂しいなんてそんなバカな！
あんなダサくてどんくさい女！
チャンミンは、ミネラルウォーターを飲もうとリビングに行くと、灯りが漏れていた。
何だよ、電気つけっぱなしかよ。
ヒョンだな。
まったく、だらしがない。
文句を言いながらドアを開けると、ダイニングテーブルに突っ伏して寝ているAがいた。
オイオイ、マジかよ。
また寝ないで待ってたのか？
そっと近寄って起こそうとすると、Aがモゾモゾと動いて伏せていた顔を横に向けた。
えっ？
メガネは外してあった。
コイツ・・・
案外・・・
CM「オイ！起きろ！」
A「ん？」
顔を上げると目の前にチャンミンがいた。
A「あっ・・・チャンミン、今帰ったの？お帰りなさい」
眠そうな目を擦った。
CM「・・・・・。」
初めてメガネを外した顔を見た。
A「チャンミン？」
CM「あ、ああ・・」
我に返ると
CM「待ってんじゃねーよ」
A「待ってないわよ。スケジュールのチェックをしてただけ」
CM「早く寝ろ」
A「言われなくても寝るわよ」
テーブルに広げていたノートをしまって立ち上がると
CM「メガネ」
A「えっ？あっ・・・」
メガネを外していたことを忘れて、慌ててメガネをかけた。
A「おやすみなさい」
CM「ん・・・」
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hiro(プロフ) - すごく面白かったです。次も楽しみです。 (2015年9月5日 23時) (
レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
リサ - めちゃくちゃ面白い！続き気になります (2014年12月30日 12時) (レス) id: 6406e5e084 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 面白すぎます^_^一気に読んでしまいました。続き楽しみです。 (2014年11月6日 19時) (レス) id: 7f983b2a68 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 東方神起が大好きです。 皆さんとお話したいのですが…。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 小説読ませてもらいました！言うべきか迷ったのですが…。３５の話で綾乃が綾香になってました。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2014年8月19日 17時
