32 どんな趣味 ページ34
暫く車を走らせると
CM「そこのマンションだ。そのあたりで止めてくれ」
マンション前で止めて
A「帰りは電話してくれれば迎えに来るけど。それともこの辺で待ってる？」
CM「・・・・・。」
呆気にとられて言葉が出ない。
A「チャンミン、聞いてる？待ってた方がいい？どうする？」
CM「お前・・・どんな趣味してんだ？」
A「何が？」
ポカンとしていると
CM「アホ面は止めろ。俺は女の所に行くんだ」
A「うん、知ってる」
CM「意味分かってるのか？」
A「彼女に会うんでしょ？」
CM「お前・・・天然？」
A「違いますけど」
CM「自覚のない天然ね・・・１番どうしようもないパターンだな」
A「何なの？」
CM「あのさ、こんな夜遅くに女の家に行くんだぜ？何しに行くと思ってる？」
A「だから彼女に会いに行くんでしょ？」
CM「かーーっ！何でそんなに鈍いんだ！バカか！」
A「何なのよ！」
イラッとくる。
CM「女の家に行くってことはヤリに行くんだよ」
A「ヤリに？」
またポカンとしている。
CM「男と女がヤルって言ったら１つしかねーだろーが！」
ニヤッと口角を上げた。
やっと意味が分かって顔を赤らめるA。
CM「やっと分かったか？だから帰りはタクシーで帰る。それとも俺達のナニが終わるまでここで待ってるか？２時間くらいかかると思うけど」
またニヤリと笑った。
A「いいえ！帰ります！」
頭をブンブン振った。
CM「ナニが終わるまで待つほど悪趣味じゃなさそうだな。じゃあな、気をつけて帰れよ」
ドアを開けて車から降りた。
今、何て？
気をつけて帰れよって言った？
初めてあんなこと言った。
いつも無言で降りるのに・・・
マンションの中に入っていくチャンミンの後ろ姿を見つめた。
彼女に会って・・・
抱く・・・
何だろう
この感じ・・・
何か胸が・・・
モヤモヤしながら、車を走らせ家に帰った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1110人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hiro(プロフ) - すごく面白かったです。次も楽しみです。 (2015年9月5日 23時) (
レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
リサ - めちゃくちゃ面白い！続き気になります (2014年12月30日 12時) (レス) id: 6406e5e084 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 面白すぎます^_^一気に読んでしまいました。続き楽しみです。 (2014年11月6日 19時) (レス) id: 7f983b2a68 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 東方神起が大好きです。 皆さんとお話したいのですが…。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 小説読ませてもらいました！言うべきか迷ったのですが…。３５の話で綾乃が綾香になってました。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2014年8月19日 17時
