24 居眠り ページ26
事務所に入るとすぐにスタジオに入った。
今日も新曲の練習だ。
練習中Aは、マネージャーとして事務所で仕事をしていた。
ふと、スタジオの小さな窓から外を覗くと、いつの間にかAがいた。
スタジオを出た所には、テーブル、ソファ、自販機が置いてある休憩所になっている。
そこでAは、書類とにらめっこしていた。
ユノは、すぐに女性ダンサーとも仲良くなって話をしている。
チャンミンは、元々人見知りもあり、今は人を信用しなくなったことも重なり、自分からその会話に入っていこうとはしない。
何となく居心地の悪さを感じキョロキョロしていると、自然に窓の外へ視線が向いてしまう。
書類を見ていたはずのAが、コックリコックリ居眠りをしているのが見えた。
CM「フッ(笑)」
そうだよな。
俺達と同じスケジュールで動いて、帰れば飯を作って、夜中に帰ってくる俺を寝ずに待っている。
朝は早く起きて洗濯して朝飯を作っている。
毎日寝不足だよな。
でも、俺は待ってろなんて言ってない。
アイツが勝手に待ってるのが悪いんだ。
練習が終わり、みんな廊下に出てきた。
みき「あれっ？Aったらあんな所で(笑)」
綾乃「えっ？あっ、居眠りしてる(笑)」
明るくて自分を素直に表現できるユノは、すぐにAに声をかけた。
ユノ「A、A」
A「ん？・・・えっ？」
ユノ「毎日寝不足なんだよ。ほらしっかりして。今日は早く寝た方がいいよ」
A「う、うん。ごめん」
ユノ「早く帰ろう」
A「うん」
慌てて書類をバックにしまった。
その様子を無言で見ているチャンミン。
綾乃「お疲れ様でした」
ユノ「お疲れ様」
みき「お疲れ様。A、ちゃんと寝るのよ」
A「うん、ありがとう。お疲れ様でした」
Aは、駐車場に車を取りに行き玄関前に車を回すと、すぐにユノとチャンミンが後部座席に乗り込んだ。
すると、後ろからチャンミンが
CM「ほら・・・」
A「えっ？」
振り向くと、頬に冷たい感触
A「キャッ！冷たい！何？」
CM「・・・・・。」
よく見ると缶コーヒーだ。
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hiro(プロフ) - すごく面白かったです。次も楽しみです。 (2015年9月5日 23時) (
レス) id: 70d86e783a (このIDを非表示/違反報告)
リサ - めちゃくちゃ面白い！続き気になります (2014年12月30日 12時) (レス) id: 6406e5e084 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン(プロフ) - 面白すぎます^_^一気に読んでしまいました。続き楽しみです。 (2014年11月6日 19時) (レス) id: 7f983b2a68 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 東方神起が大好きです。 皆さんとお話したいのですが…。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
静奈 - 小説読ませてもらいました！言うべきか迷ったのですが…。３５の話で綾乃が綾香になってました。 (2014年10月28日 8時) (レス) id: ac62159f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃみゆう | 作成日時：2014年8月19日 17時
