お土産 (changmin) ページ49
深夜になってやっとそれぞれの寝室に入った
俺たちは何故かゲームをする事になった
Aは左手負傷中のため俺の圧勝…
A「このケガのせいで負けた」
「そうなの？」
A「絶対にそうだよ
怪我が治ったら負けないから！
…じゃ…そろそろ帰りま〜す」
Aは立ち上がった
「え？」
A「え？」
「嘘でしょ？」
A「何が？」
「帰るとか…」
A「本気だけど…？」
信じられない
明日帰国なのに…
「冗談だよね？」
A「冗談でも嘘でもないよ」
「どうして？」
A「友達の結婚式があって朝一の新幹線で京都に行かないといけないんだよ
まだ全然準備出来てないし…」
「聞いてない」
A「言ってなかったっけ？」
「言ってない」
A「あれ？
変だなぁ…」
Aは首を捻っている
「友達って女？」
A「うん
でも友達の結婚相手は男」
そうでないと困るでしょ…
結婚式か…
花婿の友人とかも来るんだろうね…
おめでたい事だけど複雑だよ
A「京都の美味しい物買って送るね？」
「え…？」
A「要らない？」
「それは要るけど…」
A「じゃあ送るね？」
「俺の家の住所知らないでしょ？」
A「あ…そうでしたぁ…」
抜けてる…
A「じゃあ食べ物じゃない物にする
今度会った時に渡すね？」
俺の住所には興味なし？
教えようと思ったのに…
A「もしかして住所教えてくれたりするの…？」
「興味ないならいい」
A「そんな事ないよ
後でメールで教えて…？」
「分かった」
A「じゃあ行くね？」
「気を付けて行って来て？」
A「うん
チャンミンも気を付けて帰ってね？」
「うん」
Aは階下の自宅に帰って行った
玄関でAを見送った俺は部屋に戻って直ぐに住所をAにメールした
A『教えてくれてありがとう
お土産楽しみにしてて？』
『楽しみに待ってる』
A『直ぐに送るからね』
『急がなくていいよ』
A『急ぐの』
『分かった
じゃあ急いで送って？』
A『そうする
じゃあ準備始めるね
ゆくり休んでね？
おやすみ』
『おやすみ』
帰国後の俺は首を長くしてAからのお土産の到着を待つだろう
Aが書いた送り状の文字にすら心をときめかせるだろう
Aが俺の事を考えて選んでくれたお土産に胸が締め付けられるだろう
俺はそれほどAの事が好きだ
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
