禁止 (changmin) ページ38
「よし！完成！」
Aに部屋着を着せ終えた俺は達成感に浸っていた
だけどAは何故か俺を見てにやけている
「何？」
A「自分は完成してないけど…？」
あ…そうだった…
あたふたと服を着る俺を見てAは笑っていた
その後Aの髪を乾かしてあげた
俺が自分の髪を乾かしている間Aはずっと背後から俺に抱きついていた
可愛すぎて抱きしめたくなる衝動を何とか抑えながら髪を乾かし終えた
A「じゃあビール飲もう！」
Aは満面の笑み…
「ダメ」
A「え？」
「暫くはお酒禁止だって言われたでしょ？」
A「そうだった〜」
Aは項垂れた
「俺も今日は飲まないからAも我慢して？」
Aは目を閉じ動かなくなった
そんなAを抱きかかえてベッドに運んだ俺…
「ビールはダメでもするのはいいよね…？」
A「それも禁止」
「どうして！？」
A「左手が不自由だから」
「関係ないでしょ」
A「まぁそうだね…
全く…野獣なんだから…」
「Aが可愛いせいでしょ
髪乾かす俺をバッグハグし続けるとか反則だし…
誘ってたんでしょ？」
A「片時も離れたくないからだよ
だってまた直ぐにソウルに戻っちゃうんでしょ？」
「だから朝までずーっとお互いに触れてたらいいじゃん…」
Aから元気をもらいたい
ソルファと戦う勇気を与えてほしい
A「緊張してるの？」
「うん…
明日は絶対に負けられない戦いだから凄く怖い」
Aは困ったように微笑みながら俺の首に手を回すとキスを与えてくれた
A「じゃあ朝までずっとくっついていよう？
だから絶対にソルファさんに負けないでね？」
「うん」
A「愛してる…」
再び与えられたキスで俺の理性は崩壊…
Aをベッドに沈め今度は俺がAにキスの雨を降らせた
―――――――――――――――――――――――――――
そして迎えた決戦の日の朝…
昨夜までの不安は消え去っていた
負ける気がしない
ずっと俺を抱きしめ続けてくれたAのお陰だ
A「必ず勝って帰ってきて？」
「うん
ねぇA…？」
A「ん？」
「俺との未来は見えてきた？」
A「今はしっかり見えてるよ」
「良かった…」
前は俺との未来を考える余裕がないと言っていた
だけど今はしっかり見えているらしい
本当に良かった…
これで頑張れる
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
