記者 (you) ページ31
日勤の帰り…
職員通用口を出ると記者と思われる人たちが数人待機していた
この病院ではたまに見る光景だ
ユミ「ソルファさんの件で張ってるのかな？」
「そうなのかもね」
1人の男性が私たちに気付き近寄って来た
男「ここの職員さん？」
ユミ「そうですが…？」
男「ここに韓国人女優のソルファが入院してるでしょ？」
ユミ「さぁ…
私たちは知りません」
男「しらばっくれても無駄だよ？
確かな筋からソルファがここに運ばれて今も入院中だっていう情報を得てるんだ
それでソルファが付き合っている男の名前を言ったらしいんだけど知らない？」
きっとこの人はその『男』というのがチャンミンだと知ってて聞いてる…
私たちの口からその名を引き出し情報を確かな物にしようとしているのだろう
ユミ「何度も言いますが私たちは何も知りません」
男「あくまでも隠すつもりなんだね？
今日その男のマネージャーが来てたし間違いないんだけどなぁ…
まぁいいや…他を当たるよ」
記者らしき男性は鼻で笑い去って行った
私とユミさんは急いで病院の門を出た
「今の人…
ソルファさんが名前を出した男がチャンミンだって分かってて聞いてきたよね？」
ユミ「絶対そうだよ
あの人が見かけたマネージャーって佐々木さんの事だろうね」
「ヤバイね…」
ユミ「うん
早く手を打たないと…」
とは言っても私たちには何も出来ない
帰宅してからも色々考えたけどいい案なんて浮かぶはずはなかった
暫くしてナオが帰宅…
ナオ「ただいま〜」
「おかえり」
ナオ「無事帰って来てたんだな？
帰りに記者みたいな奴に捕まらなかったか？」
「捕まった」
ナオ「やっぱりな
俺も捕まったんだ
しかも俺がソルファさんの担当医の1人だって知っていやがった」
「そうなの！？」
ナオ「あぁ…
だけど彼女の病状はそっちのけで俺からチャンミンの名前を引き出そうと必死だったよ」
「じゃあもう既にソルファさんの病状は把握済み…？」
ナオ「間違いなくそうだろ？
そうでなければそこから突っ込むはずだからな」
「だよね…」
ナオは着替えもせずにソファーに座り珍しく大きなため息をついた
「疲れたでしょ？」
ナオ「さすがに疲れた…
ちょっだけと寝るわ
夕飯出来たら起こして？」
「分かった」
ナオはソファーに倒れ込むと目を閉じた
そして直ぐに寝息を立て始めた
ナオに布団をかけキッチンに立った私…
だけど全然集中出来なかった
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はなまる(プロフ) - ソルさんはじめまして。このサイトを知って色々な方の小説を読むのが好きです。ソルさんの綴る言葉や優しい文章が大好きです。パスワードがかかっているものを読みたいのでパスワードが知りたいです。よろしくお願い致します。 (2022年7月16日 2時) (
レス) id: ca97a3ca50 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» ソウル行っちゃうね(笑)ソルファにとってオンニからの罰は相当こたえただろうね。これで改心してくれればいいけど…。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - みぃなさん» いよいよ主人公さんがソウルに降り立ちますよ〜。さぁ何が待ち受けている…？次章にもぜひ遊びに来てやってくださいませ〜。 (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - hanahimawariffさん» 遊びに来てくださりありがとうございます！主人公in韓国ってバレバレ(笑)次章は近日中に公開しますのでまた遊びにいらしてくださいね！ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» 姉妹でした〜。しかも2人とも愛人の子。2人のオンマは相当な美人さんだったのでしょうね〜。次章では大きな進展があると思いますのでまたぜひ遊びに来てやってください♪ (2018年11月13日 0時) (レス) id: 32fd054e1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月22日 1時
