特別室 (changmin) ページ31
Aを捨てた男は去った
勝った…
A「どうしてここに居るの？
もう仙台のはずじゃ…？」
「この嵐のせいで飛行機が飛ばなかったんだよ
だから急遽明日の朝仙台に入る事になって…」
A「だからって…
どうして…？」
「朝からちょっと体調が悪くて診てもらいに来たんだ
それで院長先生に診てもらってたら師長さんが来て…」
師長「びっくりしたなんて物じゃなかったわよ…
しかもA主任の相手がシムさんだって言うじゃないの…」
A「自白したんだ？」
「先手を打っておくべきだと思って…
そしたら師長さんも院長先生にその話をしに来たところだって言うから驚いたよ」
Aは苦笑いで頷いていた
A「もしかしてまた特別室で点滴？」
「軽い風邪みたいだけど念のためにって院長先生が…」
ユン「そういう事」
A「ユンさん！？」
ユン「ずっと居たんだけど？」
ユミ「マジ？
全然気付かなかった…」
ユン「ユミさんまで酷いよぉ」
師長「ユンさんはユミ主任の婚約者さんなんですって？」
ユミ「はい…
そうなんです」
ユミさんの事だから否定してヒョンが婚約者だとか言うのかと思っていた
だけどユミさんは嬉しそうな表情で肯定した
師長「幸せそうで何よりね
そうだユミ主任…
悪いんだけどシムさんの事をお願いしてもいいかしら？」
ユミ「いいですよ？
帰りはユンさんが送ってくれるんだよね？」
ユン「もちろん」
契約成立…
不意に服の裾を引っ張られAを見た俺…
「どうした？」
A「後で会いに行くね？」
皆に聞こえないよう小声で呟いたAは照れくさそうに微笑んだ
「うん…待ってる」
微笑み合った後Aは仕事に戻った
そして俺は特別室で点滴を受け始めた
病棟内の明かりが消えた頃…
俺は眠りの世界に引き込まれた
ドアが開く微かな音で目が覚めた
重い瞼を持ち上げるとAの笑顔と出会った
A「起こしちゃった…？
ごめんね」
「ううん…
仕事は落ち着いたの？」
A「うん…
だからちょっとだけ抜けさせてもらったの」
「そっか…」
A「2人ともよく寝てるよ？」
Aが指差したのはソファー…
ユンさんとユミさんは肩を寄せ合い眠っていた
Aは俺の点滴をチェック…
その後病室の端っこで誰かに電話し戻って来た
A「直ぐにナオが来てくれるからね？」
Aの分身を俺の元に置いてくれるという事なのだろう…
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
