結婚宣言 2 (you) ページ15
当直を終えたのは11時…
勤務交代間際に入院が入り帰宅がこの時間になった可哀相な私たち…
極度の疲労感と空腹感に耐えながら何とかロッカーに辿り着いた
ユミ「眠くて死ぬ」
「同じく」
ユミ「昔みたいに当直明けに遊びになんて行けないよ…」
「歳には勝てないって事だね」
昔なら当直終わりに街に出て夜まで遊んだ
だけど今は真似出来ない
ユミ「あ…」
しゃがんで携帯を見ていたユミさんが突然立ち上がった
「どうした？」
ユミ「私…
結婚します！！」
結婚…？
「まさか…
ユンさんと！？」
ユミ「そうそう！
当直開始前にメールしておいたの
結婚してほしいって」
「マジ？」
ユミ「うん
その返事がイエスだった〜」
ユミさんは携帯を高く掲げながらくるくると回り始めた
喜びの舞という奴だろう
「まさか北海道の件話したの？」
ユミ「正直に話した」
それでオッケーって…
ユンさんって本当にいい人…
ユミ「ユンさんに惚れた」
「え？」
ユミ「本当は断られるだろうって思ってた
ユンさんを利用する感じな話だからね…
それなのにオッケーしてくれたんだよ？
いい人なんだって実感した」
ダメ元で言ってみたって事か…
もしかしたらユンさんの自分への想いが本当なのか確かめたかったのかも…
ユミ「ユノじゃないけど…
ユンさんのいい所を沢山見つけていきたいって本気でそう思ってる」
「ユノじゃないけどって前置きは止めなよ」
ユミ「だってそれは事実じゃん」
「まぁそうだけど」
ユミ「久しぶりに胸が高鳴ってる」
「良かったね」
ユミ「これから遊びに行こう！
早く着替えて！」
ユミさんは白衣を脱ぎあっという間に私服に…
完全に出遅れた私を急かすユミさん…
何とか着替え終えた私はユミさんに引きずられる形で街に出た
晴天…
当直明けの私には太陽が眩しすぎた
電車に揺られているうちに睡魔に襲われた私…
ユミ「A？
もう降りるよ？」
慌てて目を開けた私…
車窓から見えた景色には見覚えがあった
「ここってさいたま新都心？」
ユミ「イエス」
「何故…？」
ユミ「あの日の気持ちを思い出してもらうために来た」
「あの日の気持ち…？」
ユミ「そう
ミーグリの日の…
さ…降りよう！」
電車を降りた瞬間蘇ってきた記憶…
あの日の私はずっと緊張していたっけ…
あの日の私は知る由もなかった
ミーグリから始まりその後も次々奇跡が起こるなんて…
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
