リン (you) ページ1
リンが死んでしまった…
随分前から病と闘っていたから覚悟は出来ていたはずなのに辛くて堪らない
実家に向かう車内…
チャンミンは私に寄り添ってくれていた
チャミ「良かったら使ってください」
チャンミンは自分のバッグから取り出したハンカチを私の手に持たせてくれた
「ありがとうございます」
何とか微笑んだ私を切なげな目で見ているチャンミン…
そしてチャンミンは優しく抱きしめてくれた
チャンミンの温かさを感じ我慢出来なくなり声を上げて泣いてしまった私…
チャミ「俺で癒しになるのならいつでも胸を貸します」
「ありがとうございます」
チャミ「大切な人だったんですよね？」
人…
ナオ「チャンミン…
リンは犬だ」
チャミ「え！？」
驚きはごもっとも…
ナオ「リンは実家で飼っていた犬で俺とAにとっては妹みたいな存在だったんだ」
チャミ「そうなんですね
たとえ犬であっても大切な存在を失ってしまった事は凄く辛いですよね？」
「そうなんですけど…
大袈裟に泣いてしまってすみません」
チャミ「気が済むまで泣いてください
ずっと抱きしめていますから…」
信じられない程優しい声…
そして私を抱きしめてくれているチャンミンの腕に力がこもった
ユノ「チャンミンばっかりAさんを抱きしめてずるいよ」
ユン＆佐々木「そうだそうだ！」
リンが人ではなく犬と分かり車内の空気が少し軽くなった
チャミ「Aさんは俺がいいに決まってます」
それはそうなんだけど…
このままでは心臓が持たない
ナオ「A？
生きてるか？」
「かろうじて…」
ナオ「それなら良かった
リンからの最高の贈り物だな…」
そうなのかな？
だとしたらリンに感謝しなくてはいけないね…
チャンミンは宣言通り私が泣き止むまで抱きしめ続けてくれた
そして実家に到着…
皆がリンに会って帰りたいと言ってくれ全員で実家の中へ…
リンは目を閉じていた
まるでただ眠っているかのようだった
だけど何度声をかけても目を開けてはくれなかった
ユノ「凄く穏やかな顔だね…」
チャミ「はい…
Aさんたちに愛されて幸せだったんでしょうね…」
ユノ「リン…
天国でも幸せになるんだよ？」
2人は穏やかな表情でリンを優しく撫でた後手を合わせてくれた
母「いい方たちね…」
「うん…」
父「きっとリンも喜んでるだろ」
「そうだね」
両親は穏やかな表情だった
2人の優しい雰囲気のお陰だろう
ただただ感謝しかなかった
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
